Good Morning New Life 2024.5.18【介護&剣道&サッカー①】


『人の心の高ぶりは滅びにさきだち、謙遜は栄誉にさきだつ』(旧約聖書 箴言 18:12) 


 父を亡くして10年余りになります。父の介護を通して学んだことが沢山ありました。 最も強く心に迫られたことは、後悔と共に自分の愛や思いやりの乏しさ、親を敬うと言う思いの少なさでした。聖書は、モーセの十戒において『父と母を敬え』と宣言します。


その1(神の栄光を現す)

 私も家内も一人っ子なので、二人で四人の親を一人づつ、神のもとへ送り出しました。 私の父の家族は小柄な家系です。しかし、卓越した技術を持った職人気質の家系です。父も町工場の親父でした。剣道では『出小手のトシ』と異名を取る達人でした。(十四夫から) 世界選抜大会で日本代表になったこともあります。155センチ足らずの小さな体で、自分より大きな猛者達の出鼻を一瞬にして手を切り落とす技術を持っていました、まさに『柔よく剛を制す』その精神は、サッカーに進んだ自分(165Cm)にも確実に受け継がれています。 私は、ついつい小柄な選手が気になってしまいます。スキルで大きな相手を翻弄しろ。ガッツ溢れたスキルフルな選手になれ!!と小柄なアスリートを応援しています。  小さくても諦めることなかれ!! 晩年父は、教会に集い私から洗礼を受けました。

つづく

ニューライフチャーチ清瀬

牧師 福井和哉