話は過去に戻りますが



今思えば

交際中からモラハラはじわじわと

私を蝕んでいたんだなぁと思うんです。

(交際前の友達段階の時もふくめ)








例えば


自然な感じで、

お互いの元彼女、元彼氏の話をしていたとき

「前の彼女は◯◯してくれるような子で〜

 でも段々してくれなくなったんよね」

と話をする。






別に押し付けてきた風ではなかった

たわいも無い話だったんだけど


『なんとなくそんな感じの子で

そうしてくれるのが嬉しかった』

というニュアンス。






それを聞いた私は

「私は◯◯をずっとしてあげたいな〜」

「こういうことをしてくれる彼女がいいんだな」

と思う。







また別の時は

親に会わせて結婚間近だった元彼女の話になり


「その子は俺の親が△△プレゼントする

 って言っても『いらない』と断るタイプで

 親もそれをあまりよく思ってなかったかな」


と話す。





それを聞いた私は

「へーそうなんだ。

 そういうの断ると義母に嫌われるんだな。」

と頭にインプットされる。








こんな感じで

じわじわ夫の理想とする彼女・妻像を

義母が望むであろう嫁像を

刷り込まれていたんだろう。









一見何気ない会話で

どんなカップルにでもしたことありそうな話


なんだけど

こうやって少しずつ少しずつ

じわじわと価値観を押し付ける


これがモラ夫のやり方なのだと

今ならわかる。








夫大好きで

基本的に「尽くしたいタイプ」の私は

まんまとこれにハマり


夫の望むような

過去の元彼女たちを超えるような

彼女・妻になりたいと思っていました。







ある種の「洗脳」の始まりでした。