【資産運用】『論語と算盤』を読んで今後の資産運用に備える | 資産運用と日常を愉しく生きる

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資産運用や日常の生活を綴っております。主に専門書を元に運用し、別途で生活防衛資金&自己投資のための学費を形成中。共働き夫婦2人暮らし。純金融資産はアッパーマス層世帯。40代で準富裕層世帯突入&住宅ローン完済予定。東京都在住。



画像 『論語と算盤』



2024年から新NISAが開始し、

今後の資産運用のために

専門書(学術書を含む)を読み漁ってます。



渋沢栄一氏は、数年前にNHK大河ドラマで

取り上げられた現埼玉県出身の実業家。



第一国立銀行や日本赤十字社などの

様々な設立にも携わったそうです。



そんな渋沢栄一氏は、『論語と算盤』

執筆しております。



画像は、

『論語と算盤』

渋沢栄一著、

2011年、角川ソフィア文庫



算盤(そろばん)という言葉が古さを

感じさせますが、渋沢栄一氏は

論語好きだったことは有名な話。



21頁では次のように述べてます。



「今の道徳によって最も重なるものとも

 言うべきものは、孔子のことについて

 門人達の書いた論語という書物がある。

 ・・・(略)・・・この論語というものと、

 算盤というものがある。これは甚だ

 不釣合で、大変に懸隔したものである

 けれども、私は不断にこの算盤は論語に

 よってできている。論語はまた算盤に

 よって本当の富が活動されるものである。

 ゆえに論語と算盤は、甚だ遠くして

 甚だ近いものであると終始論じておく」



この『論語と算盤』は所々に論語が取り上げ

られており、締めくくりに、

312-313頁では次のように述べてます。



「人は誠実に努力黽勉して、自ら運命を開拓

 するが宜い。もしそれで失敗したら、

 自己の智力が及ばぬためと諦め、また

 成功したら智恵が活用されたとして、

 成敗に関わらず天命に託すのがよい。

 かくて破れても飽くまで勉強するならば、

 いつかは再び好運に再開するときが来る。

 人生の行路は様々で、時に善人が悪人に

 破けたごとく見えることもあるよりも、

 まず誠実に努力すれば、公平無私なる天は、

 必ずその人に福し、運命を開拓するように

 仕向けてくれるのである」



私はあまり宗教的なものには興味はない

のですが、実業家として様々な

貢献をした渋沢栄一氏の

この言葉には重みを感じます。



今まで色々な専門書を読んできたので、

天は福して運命を開拓してくれる日が

くるのかしら?



いや、いや、渋沢栄一氏だから、

そんな日が来たけど、

私の場合は、自分でアクションを起こして

行かないと難しい気がするので(笑)、



天命を待つよりも、自分で道を開拓していく

人生を選びたいと思います。



【追記】

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