夏の終わりのアタックテスト。

「模試」本来の姿に立ち返って欲しいので「模試対策」はせずに臨みました。

通常回の模試は、各回の単元をしっかり習得するための試験だと思っているので模試対策をします。

 

模試対策=単元の習得の為の勉強、苦手の洗い出し

 

これに対して、

 

合格判定模試=苦手・理解不足の洗い出し、時間経過による忘却項目の洗い出し

 

の位置づけです。

 

結果として苦手の洗い出し大成功!といったところでしょうか。全体的に第2回(合格判定回)よりは上がったけれども、第4回(通常回)からは大幅ダウン。これは前回の通常回が出来過ぎていたせいもあります。

 

第2回の偏差値と比べると

国語 up

算数 down

理科 up

社会 up

2科 up

4科 up

 

全体的に「問題に対する対応力があがっている」のは見て取れたので、成長しているなぁって感想です。数値が高くなる事は習得度・対応力の高まりを示しますし、更なるやる気も出るので良いことに変わりはないです。ですが、up、downに重きを置きすぎるのは危険なので気を付けたいです。ただ、9月からの模試結果は6年の難関ゼミ、最難関ゼミの条件にもかかわってくるので、それは念頭に置いておかなければいけないなという気持ちもあります。

 

理科、社会に関してはよくできていたと思います。ミスはちょこちょこありましたが、ものすごく苦手という分野はありませんでした。夏期講習、サマトレ、自主学習の成果が出ていたと思います。特に社会がいまいちな事が多い息子は、基礎を積んだうえで実践的な問題に取り組んだ結果、問題に対する対応力がついたと思います。

 

国語、算数はなかなか厳しいものがありました。国語は記述の力はついてきたと思うのですが、選択問題でのミスが目立ちました。これは論説、物語ともにです。丁寧に読み込む力がまだまだ不足してるなという事が、改めて浮き彫りになりました。算数はずっと苦手だった分野の克服が今夏にも出来なかった事が結果として出てしまいました。

 

国算ともに苦手を指摘し、教材とページ数を指定して「夏のどこかでやっておいた方がいいよ」とは伝えてありましたが、その気力はなかったようです。でもまぁそれでいいと思います。

息子が何が苦手でどうしてそうなのか、対策として何をどれくらいやればいいのか、そしてその方法も親は分かっているのです。ただ、無理やりやらせるのは長い目で見た時に息子の為にならない気がしています。これは恐らく人それぞれで、手取り足取りやった方がいい子もいるんだと思います。でも息子は違う気がする。私が子供の頃、勉強は自分に必要なものを必要な分だけ考えてやりました。出来ればそうなって欲しいし、その方が息子にはあってる気がします。

 

娘は尻を叩かないと駄目なタイプです。

 

夏休み、息子はとても良く頑張りました。毎日ゲーム、アニメ、テレビ、食事、睡眠の時間はしっかりと取りつつ学習に取り組みました。息抜きで出かけることはありましたが旅行に行っていません。恐らく受験が終わるまでは泊りで出かけることはないでしょう。そのかわり、近場でもちょくちょく連れ出してあげたいです。