【対面】難問演習を通して英作文問題を突破-和文英訳を徹底的に特訓させる-Part 3 を受講しました


以前投稿したブログでも少し触れましたが、日帰り東京旅行の際に、竹岡広信先生のセミナーを受講してきました。


対面では2度目の竹岡先生のセミナー受講でしたが、非常にためになりました。竹岡先生からの献本もあり、その教材を一部使用しながらの授業でした。竹岡先生が普段の授業をどのように展開しているのかを紹介してくれました。



こちらが受講前に郵送されくるテキストです。内容は難関国公立大学の和文英訳(過去問)です。どれも小慣れた日本語で、日本語を簡単な日本語に変換する力が求められます。予習してから、本番に臨みました。




授業はこの補助教材を使用して、行われました。Appendix 2は実際に授業で使われたという、詳しい解説が掲載されています。なぜこの答えがダメなのかが論理的に示されています。




左側のプリントは2024年度の京都大学の和文英訳問題。実際に10分ほど時間をとって解答を作成し、竹岡先生が解説するという普段生徒たちに向けて行っている形式が取られていました。



右側のプリントは、英語教師なら誰もが知る、DeepLと呼ばれる翻訳サイトが訳した英語です。Google翻訳と比べると正確とは言えど、日本語を直訳したもので、英語の動詞と副詞との相性(コロケーション)を無視したものもあり、翻訳サイトの使用の是非について考えさせられます。



こちらは竹岡先生からの献本の数々。この教材は学校専売品で、英作文のポイントが簡潔にまとめられており、本セミナーでも何度も開き、ポイントを確認しました。まだ詳しく中は見られていませんが、受験生が引っかかるものばかりであるうえ、大学生になり学術的な論文を英語を書くときにも役に立つこと間違いなしの代物です。




竹岡先生のセミナーを受講するのは、(対面では)今回で2回目ですが毎回得られるものが大きく、また参加したいと思わせてくれます。次回は夏のセミナーにも参加してみようと思います。毎回思いますが、100%竹岡先生の意見に賛成ではないからこそ、学びの多いものとなり、また受講したいと思うのかもしれません。