ヴァルラの未来がいい方向に向かうように頑張ったつもりだが、無理だったのだろうか?気が付くと俺はウェルキンド砦の最奥で目覚めた。セラーナやミラークも心配していた。俺は事の詳細を話すと彼等は俺の身を案じた。ジョバンニの時と同じ現象だった事やシェオゴラスに会った事を懸念しているのだ。今後も起きる可能性があるので注意して挑むべきだろう。
コールドハーバー探索
中々大変な旅だったので少し休もうと思う。一旦マスマラツ修道院に戻り、向かって右側の道を歩くことにした。ちょっとした観光というやつだ。そこでカイネの祠を見つけた。特に祈るつもりはないが何となく見ておこうかと思ったのだ。
次はアニャミス結界塔と呼ばれる場所に向かう事にした。そこには人間が幾人か重なったような奇妙な砂の塊があった。不気味だが何か役割があるのだろう。
それと思わぬ人物にも出会った。片目の男性の騎士がいたのだが、ジャンカン卿の話に出てきたアミエル卿その人だったのだ!どうやら4,500年程前にヴァヌアという名前の地で行き倒れていたところ、魂の一部をモラグ・バルに掠め取られ、コールドハーバーに縛り付けられているようだ。人から死を奪い、安息を取り上げることで全ての苦しみが永遠に続くように仕向けている事を教えてくれた。
なるほど、定命の者が生きるよりも長い時間縛られている人達が多いのはそういう理由か。えげつないことするよなモラグ・バルは...。
ここにいるのは風が心地よく、若い頃の自分を思い出すからだそうだ。あの頃は使命があったが、今の自分には何もないとアミエル卿は嘆いた。道は閉ざされ、灯りもないと。何とも悲しい話だ。
しんみりしてきたので話題を変えよう。ジャガラクが用意した銀の繭について尋ねてみた。あれは200年程前に出現し、辺り一面を照らし、乾かすのだそうだ。昔はもっとじめじめと陰鬱とした感じだったが、もっと知りたいならペペ司祭に聞くように言われた。一応先に聞いてはいたのだが、もっと聞けるかは分からないなぁ。あの人は偏屈そうだし。
その他に結界塔の仕組みについても教えてもらった。帝都を守るために結界を張る役割があるそうだ。アニャミス結界塔は随分前に壊れて破棄されているらしい。帝都にはもう3本あるがそれも破棄されているようだ。現在は南東の浮島を結界の要にしているとか。
そして、アミエル卿は俺の目を兜越しに良い目をしていると評価した。自分の若い頃を思い出し、この地に似合わぬ輝きだと評した。いや、デイドラの鎧の目の部分がマジカで光っているだけだと思うんですけど...。まぁありがたくその行為は受け取る事にした。彼はいい人そうだから。
そういう経緯もあってアミエル卿も協力してくれることとなった。九大神の騎士が加わるのはやはり心強いな!
パーマー「アミエル卿、ご協力感謝します!」
アミエル卿「貴殿らと話して再び戦う気力が沸いたのだ。喜んで剣となり、盾となろう」
セラーナ「九大神の騎士がまた1人。順調に戦力を増やしていますわね」
ミラーク「この分だと全員コールドハーバーに来ていそうだな。偶然とは思えんが...」
その後、俺達は帝都に入るために貧民窟に向かった。道中でヴァルラの猟犬や魂無き者の中から暗殺者トルイという名前の人物が解放され、襲い掛かってきた。黒檀のショーテルを巧みに操り、ヴァルラの猟犬の噛み付きもあったので大変ではあったが、俺は黒檀の刀剣で殺しつつ、ミラークのファイアブレスで致命傷を負ったトルイをセラーナが吸血鬼の吸収でとどめの一撃として勝った。
トルイの遺体を失敬して珍しい鎧なのでこれも貰うことにした。沈黙と呼ばれる鎧らしい。黒檀のショーテルの他に黒檀のパリィング・ダガーや赤い石もあったのでそれも入手した。後で共有チェストに入れておこう。コールドハーバーにあるあれは便利だからなぁ。
そして、道なりに進んで行くと女性と狼の像を見かけた。これは治癒師メアリーの像らしい。マーラの、疫病、アレッシア会の確執、火刑と石碑には掠れながらも刻まれており本の内容の通りの人生だったと推測される。かなり不憫な話だと俺は思う。
帝都東下水道を攻略せよ!
メアリー像の付近にディベラ像があった。グレゴリー卿の書置きがあった。読んでみると皆は怪我はしていないかという心配と、メアリーは古いマーラの信仰の傍流であり、その信者達が帝都から南西に隠れ住んでいるので注意するようにと書き綴られていた。これから向かうが注意しておくべきだろう。何せアレッシア会の元聖人だからだ。どんな魔法や武術を駆使してくるのか不明だからな。
それと廃屋では竜魂石を入手した。ドラゴンボーンにとってドラゴンソウルは必須。ミラークにも貯まったら分けるようにしようと思う。
それから先に進むと、巨大疫病ヒルが水辺にいたので死の稲妻を駆使して殺していった。見た目からして鳥肌が立ちそうだ...。いくら吸血鬼が疾病耐性が100%だろうが嫌なものは嫌なのだ...。
巨大疫病ヒルを殺した後は、ネニョンド地下修道院が目についた。本に書いてあった場所が目の前にあるとはなぁ。モラグ・バルは定命の者の魂だけでなく土地も取り込んだのか?
無節操だなぁと思っていたらアレッシア会の審問官が召喚魔法で炎の精霊の強化版みたいなのを繰り出してきた。生憎死の稲妻のためにマジカを使い切ったので、黒檀の弓で射殺した。コールドハーバーは昼夜が分かりにくいからバランスを取り辛いのが難点だな。その時は屋内に避難するしかあるまい。
日差しの事もあって俺達は帝都東下水道と呼ばれる場所に避難した。目的地と違うが仕方ない。しかし、そこにも巨大疫病ヒルが潜んでおり、数で攻めてきた。いや~生理的にキツイッス...。黒檀の刀剣で斬り殺していったがまぁ直に触れてないのでヨシ!とするしかあるまい。
その後、魂亡き者にも出くわしたがこれを返り討ちにして進むと、途端に魔法の障壁でミラークと分断された。セラーナは間に合ったようだ。しかし、その先にはヒルの王が潜んでいたのだ。お、悍ましいなぁ...。
業魔VSヒルの王
ヒルの王は自己再生能力があるのか、俺の黒檀の刀剣で斬り付けた傷が瞬く間に再生した。セラーナは炎系の魔法がヒルには効果的だと教えてくれた。俺は破壊魔法の火炎とエクスプロージョン、ファイアブレスで攻撃する事にした。
しかし、吸血鬼故に使用してこなかったためか、コントロールが上手くいかずセラーナに誤爆してしまった。セラーナは俺を睨めつけつつガーゴイルを召喚、その後はアイススパイクや吸血鬼の吸収の連打で一気にヒルの王の自己再生能力を凌駕して殺す事に成功した。お、恐ろしや...。
気を取り直して気味が悪いながらもヒルの王の体内を探った。そこにはヒルの王冠やジョディの月光剣、赤い石があった。王冠はヒルの攻撃を幾分か防げて月光剣は変性魔法の習熟度で攻撃力が上がるらしい。赤い石は当然の如くヒルの王を召喚するらしい。多分ヒルの王は呼ばないと思うけど。
そして、セラーナが丁寧な声で呼び掛けられた。目が笑ってない...。俺は懇切丁寧に謝ったのだった。
セラーナ「何か言わないといけないことがございませんこと♪♪」
パーマー「...どうかお許し下さいませセラーナ様...」
ミラーク「...情けない奴だな。私を打ち負かした相手とは到底思えん光景だ...」
そこから先に進んだがヒルとは違う怪物と出会った。しかし、それは定命の者が変異した存在だった。黒い小山羊と呼ばれるヒルのようでいて手がいっぱいついている異形だった。どうやら子供らしくアランと名乗った。男の子のようだ。その子は下水道の探索をしており、地上はアレッシア会の司祭やヴァルラの猟犬がいるのでそこには行けないと言った。
親が心配しないかと言ったが、アランの母はアレッシア会の手で縛り首にされたらしい。悪い事を聞いた。しかし、今は兄弟がいっぱいおり、メアリー様もいると誇らしげだった。彼等の心の拠り所なのだろう。俺達はそこに向かい、メアリーと対峙することになるかもしれないので心苦しいな...。
パーマー「...メアリー様は素晴らしい御方なんだな」
アラン「そうだよ!本当に優しい人なんだ!」
セラーナ「...何だかやり辛いですわね」
ミラーク「仕方あるまい。我々はここで死ぬつもりはないのだから」
査問所下水道を攻略せよ!
今度はネニョンド地下修道院の下にある査問所下水道に向かった。そこには黒い小山羊が襲い掛かってきたり、黒い大山羊が攻撃してきた。血の触手のような物を飛ばしてくるので厄介だ。速攻で倒すしかないな。どうやらメアリーの庇護下にいる信者達は、アランのように話が通じる相手ばかりではないらしい。
道なりに進むと、ハルメアス・モラっぽい触手の柱やこれまたそれっぽい肉塊という名前の怪物というかデイドラみたいなのが襲い掛かってきた。これから先どんどん出てくるかと思うと憂鬱だな。
業魔VSワルフォロ
最深部のハルメアス・モラっぽい触手を超えて先に進もうとしたら黒い大山羊が襲い掛かってきた。俺は直感的に分かった。ワルフォロだ。奴はコールドハーバーに堕ちて体が変異していたようだ。言葉も通じず血の触手や引っ掻き攻撃で俺を攻めてきた。今までの黒い大山羊よりも強い。俺は黒檀の刀剣で斬りながら体力を回復させたが防戦になりつつあった。
それをセラーナがガーゴイルを召喚したり、ミラークがファイアブレスで援護してくれた。おかげで隙が生まれたワルフォロに黒檀の刀剣で斬り殺した。これでもうモラグ・バルに使役されないように祈るしかない。エセリウスにどうか逝けますように。
そして、再び失敬してワルフォロの体を物色してみるとトリニマックの煤払いと呼ばれる剣と赤い石等があった。前者はデイドラとエイドラに対抗するための武器らしい。トリニマックは確かマラキャスに変貌する前の自身のエイドラとしての名前だったからどちらにも有効という事か?まぁ貰っておこう。赤い石もいつかは使うかもしれないし。
最深部へと進むと梯子があった。そこは鍵が掛かっていたので諦めるしかない。元来た道を戻ろうとすると黒い小山羊がいた。咄嗟に構えようとしたがアランと同様に話が通じるタイプだった。コンラッドという名前の男の子で、流浪の剣士ごっこを楽しんでいた。どうやらワルフォロと遊ぶ仲だったらしい。
しかし、遊ぶ約束をしていたが全然現れないワルフォロを心配していた。それは俺達が殺してしまったからだ。この子に本当の事を言える気がしない。俺は彼が旅に出たと嘘を吐いた。コンラッドは約束をすっぽかされた事に悲しみを覚えており、いつ帰ってくるか心配していた。俺は慙愧の念に駆られながらその場を後にした。
パーマー「...その内帰ってくるさ...」
コンラッド「そうかなぁ?早くワルフォロおじさん帰ってこないかな...」
セラーナ「..子供に本当の事を言うのは酷ですから仕方ないですわね」
ミラーク「ワルフォロが話に応じてくれれば違っただろうが、後の祭りだからな。どうしようもない...」
ネニョンド地下修道院を攻略せよ!
今度は手付かずだったネニョンド地下修道院に向かった。そこでも魂なき者やアレッシア会の審問官、初見であるアレッシア会の魔闘士やアレッシア帝国の弓兵が襲い掛かってきた。
返り討ちにした後、例によって封印されている魂なき者に近づくと不死殺しのカーティスという名前の人物が襲い掛かってきた。ドーンブレーカーのような槍を振り回してきたので厄介だったがミラークが杖から触手を飛ばして動きを封じ、俺が黒檀の刀剣で斬り殺した。
どうやらアーケイの聖騎士だったらしく、先程の槍は暁の槍と呼ばれる武器で、アンデッドに致命傷を与えると共に一定確率でアンデッドに致命傷な爆発も誘発させるのだとか。
まぁ貰っとくか。アーケイもまさか吸血鬼の王に取られるとは想定外だったろうけどな、クックック...。どちらにしても俺やセラーナには致命的だから共有チェストかミラークに使ってもらおう。
ちょっとアーケイに嫌がらせをしてしまったかな?これじゃモラグ・バルと同じだなと思い若干自己嫌悪になりつつも進むと骨の集合体のデイドラと思わしき相手が襲い掛かってきた。シャンブルスという名前で巨人並みの巨大さと獰猛さだ。俺はサイクロンを放ち隙が出来た所を黒檀の刀剣で斬り殺した。また出てくるだろうから注意しよう。
シャンブルスはまだまだ大勢いたので殺しつつ進むと、またしても封印された魂亡き者の中から敵が解放された。フクロウ狩りのベレヌスという名前の人物だ。名前からしてのっぴきならない雰囲気だ。特殊な弓を使うので俺は距離を詰めて黒檀の刀剣で刺し殺した。
フクロウ狩りのベレヌスはキナレスの射手と呼ばれる戦士に位置していたようだ。特殊な弓は魔眼の弓と呼ばれ、敵の脆い所を突く事が容易になるとのこと。それと俺が殺す間際で抜いた短剣は番人の鎧突きと呼ばれる物で、魔眼の弓に近しい能力を秘めているようだ。便利なので貰っておこう。それにしても多いよなぁ、あと何体ぐらい封印されているんだか...。
更に進むと罠のお祭り状態だった。隆起する壁や正面に向かい合うと体力を削る髑髏の像、追いかけて来る黒い髑髏や高速でぶつかりつつ巡回する、平衡感覚を狂わす髑髏等散々な目に遭った。何とかここを攻略して脱出しよう。
業魔VS妖術師マンサール
最深部に向かうと独りでに扉が開きだした。罠だとは分かっていても進むしかない。棺がある部屋に行くと入り口の扉が閉められ、セラーナやミラークと分断された。仕方ないので棺まで進むと、座した状態のスケルトンが蘇り攻撃してきた。名前は妖術師マンサールというらしい。死霊術絡みの敵だろうか?
この妖術師マンサールはスケルトンを蘇らせつつ強力な吸血魔法を放ってきた。かなりの威力の吸血魔法だがここで死ぬ気がないので全力で抵抗させてもらう。俺は黒檀の刀剣でスケルトンを殺しつつ、妖術師マンサールの懐に接近しつつ斬撃を繰り出して我慢比べのような戦いを繰り広げたが無事に勝利した。
懐を失敬しつつ探ると虫の書:妖術師マンサールの召喚の本があり、やはり死霊術絡みだった気がするな。それとシシスの瞳の指輪と呼ばれる装備を見つけた。シシス、確か闇の一党の信仰する神だな。とんだ煮え湯を飲まされた恨みもあるが、一応貰っていこう。
その後、施錠された扉を解除してセラーナとミラークと合流してネニョンド地下修道院を脱出した。