先日、打ち合わせで久しぶりに千種へ行ってきた。

駅前にあったドムドムというファストフード店がコンビニに替わって、同じビルにあった千種正文館という

本屋さんも閉店していて時代の移り変わりを感じました。

 

 実は、お父さん(私)は昭和の終わりごろ、河合塾のグリーンコースに通っていて

毎週日曜日に名古屋市内まで出かけて授業を受けて、帰りにドムドムでハンバーガーを食べて

千種正文館で本を読んで受験勉強の息抜きを楽しんだのが想い出に残っています。

 

そんなわけで少しお父さんの時代のお話。

今は河合塾のグリーンコースも無くなって、日能研に統合されたのだとか。

中学受験をする人自体が少なく、クラスで1人いるかどうか。

難関とされる中学でも2人に1人が合格できる牧歌的な時代。

勉強を開始したのも5年生からで、それでも早いぐらいだった。

 

今はクラスで1/4が中学受験し、4年生から入塾するのが標準といわれる。

学校の人気や偏差値もお父さんの時代とは変わってきていることもあり、

お父さんの時代の感覚で、息子の勉強や進路に口を出してはいけないと決めている。

 

今自分がイメージしているのは

息子を所属タレントとしてマネージャー業のイメージ。

基本的な勉強の指導は塾に任せ、塾への送迎、勉強のメニュー作りとチェック、モチベーション

をあげさせること。塾に週3日通っているとはいえ、家での学習が成績の決め手になることは変わらない。

いかに家でコツコツと勉強させるか、苦手なところをほったらかしにしないか目を光らせること。

時々お父さんが直接指導するが、算数や社会はともかく、国語の文章は難しいし、理科もほとんど覚えていない。

でも、時には自分が一緒に問題をといてやり、難しいことにチャレンジしている息子に寄り添うこと。

これが親子のコミュニケーションにつながっていると思う。

 

仕事の後に、勉強に付き合うのは親もしんどい。自分の場合、母が付きっきりだった。

何とか自分に課せられた家庭内業務だと思って、あと1年半頑張ってみようと思う。