日本語に訳すると、『ゼロで死ね』
気になっていた本です。




結論から言うと、
読んでよかったー!

もう50歳間近の私にとって
今何をすることが大切か、
何に時間やお金を使うべきか、
改めて考える時間をくれました。

ポイントは、
『今しかできないこと』です。

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こんにちわ。
今日も読んでくれてありがとうございます。

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

共感するところがたくさんあり、
読んだ後は考えが変わったり、
新たな視点を持つこともできました。

目次

1.ゼロで死ね
2.人生は思い出づくり
3.今しかできないことをする
4.金の価値は加齢とともに低下する
5.あなたが考えているより、老後に金はかからない。
6.まとめ

 


1.ゼロで死ね
『ゼロで死ね』とは、
お金を使い切って死ねということです。

ちまたでは、老後にいくら必要だとか、
なるべく蓄えはあった方がいいという考えが溢れています。

もちろん、お金は必要です。
老後のために貯めることも必要です。

でも、不安や心配に身を任せて
ただお金を貯めるのでは、
もったいないです。

あの世にお金はもっていけません。
そして、『死ぬ前に使っていれば
もっといい人生を送ることができたかも。。。』
と思っても、もう遅いのです。

お金を使い切って死ぬということは、
現実的にはほぼ不可能な話だと思います。

でも、死ぬ時に後悔しない人生を送るためには
流されて生きるのではなく、
その時々で何にお金や時間を使うのか
ということを
自分で意識的に選ぶことが大事です。

2.人生は思い出づくり
人生でしなければならない一番大切な仕事は、思い出づくりです。最後に残るのは、結局それだけなのですから。

人は誰でも、常に思い出を通して人生の出来事を再体験できる。

歳をとって思うように動けなくなった時でも、
昔の出来事を思い出して楽しむことはできます。

実際今でも
昔のことを思い出して
『あの時はよかったなぁ。楽しかったなぁ。』
と幸せな気持ちになったりします。
淡い恋なんか思い出して、ドキドキしたなーとか(笑)
あの瞬間は本当に最高だった!という瞬間を思い出してはまた味わったりと
その時その時の感情や光景がよみがえってきます。

それはまさに、思い出を再体験しているということですよね。

つらい時やしんどい時には
昔の思い出からパワーをもらっているような感じにもなります。

なので、この『人生は思い出づくり』という考えには
すごく共感しました。

3.今しかできないことをする
食べ物に賞味期限があるように
人生の経験にも賞味期限があります。

人間は生まれたときから歳をとっていくので
その時その時で、できることやりたいことが
変わっていきます。

そのとき置かれる状況も
その都度変化していきます。

子供のころの自分
親になった自分
子供が自立した後の自分

子供や孫はいつまでも子供ではありません。
いつかいつか。。。と思っていたら
いつの間にか大きくなってしまっています。

一緒に旅行やキャンプに行きたいな。
もっと子供と過ごす時間が欲しいな。と思っていたら
すぐに行動に移さないと。。。ですよね。
子供の成長は早いです!

子どもと過ごす時間を先送りすべきではない。

その時に何をすべきか。

ときには子どものためにたくさんのお金を稼ぐことにもなるだろうし、

ときには一緒に多くの時間を過ごすことにもなるだろう。

金に価値があるのは、それを使って”有意義な経験”ができるからだ。

子どもと過ごす時間もこの有意義な経験に含まれる。
だから、金は稼いでいても、一緒に過ごせず、経験も共有できないのなら、

それはむしろ子どもに大切なものを与えているのではなく、

奪っていることになる。

4.金の価値は加齢とともに低下する
金から価値を引き出す能力は、年齢とともに低下していく。

本書ではスキーを例にとっていましたが、
例えば、若いころはゲレンデで一日に20回スロープを滑れたのが、
歳をとると一日がんばって15回になる。
スキーを楽しむために費やした同じ金額で
以前の75%しか滑れなくなる。

どれだけ健康に気を付けていても、加齢には完全に抗えない。

その事実が、何をいつ経験すべきかの判断に大きく影響するようになった。

まだ健康で体力があるうちに、金を使った方がいい。

5.あなたが考えているより、老後に金はかからない。
一般的に老後にお金がかかるだろうなと
予測されるのは医療費かなと思います。

でも、その医療費も若いころから健康に気をつけるなど
心がけ次第だと思います。

歳をとって通院や薬代にお金を使うより
今から食生活をいいものにしたり、
(サプリメントを摂ったり、プロテインを飲んだり)
運動をして筋力をつけておくなど、
老後の医療費を削減するためにできることはあると思います。

その方が健康で楽しめる時間が長くていいですよねウインク

医療費は病気の”治療”に使うより、

健康を保つための”予防”に使う方がはるかに賢明だ。

6.まとめ
今しかできないことに優先順位を置き
周りに流されず
自分で決めることが大事なんだと思いました。


そして、
今しかできない価値ある経験への支出と
将来のための貯蓄の適切なバランスを取る
ことも重要なことです。

『その時その時を楽しむこと』
これに限りますね^^

 

今日も読んでくれてありがとうございますニコニコ