こんにちはー

 

 

年度末に湯河原に旅行に行きましたので、旅館のご飯を紹介したいと思います。

 

旅館は、三輪湯河原というところで、令和元年にオープンしたようです。

フロントはこぢんまりしていますがとっても綺麗。

 

 

いい雰囲気です。予想外にも入ってすぐにバーがありました。

水滴が天井の三か所から滴って、三つの輪を作る様子がずっと見ていられました笑

ホテルの名前から着想を得ているとのことでした。

 

 

全体的に入り口から予想するよりも中はこぢんまりとしておりました。景色はあまり遠くが見えず、イマイチだったかな?

大浴場はなく、部屋に露天風呂が付いてました。ちょっと大浴場とか行きたかったですが、部屋のお風呂はとっても過ごしやすかったです。

 

 

レストランに移ってディナーです。

和とイタリアの創作コースで全10品です。

 

3種のワインペアリングをつけました。

 

(横になりました、すみません)スパークリング

Superiore di Extra dry 

産地:イタリア ヴェネト州

品種:グレラ

 

 

一品目 ヒラメ昆布〆のロートロ

 

二品目 若さぎのカッペリーニ

 

 

三品目 蛤のスープ

出汁がとっても美味しかったです。

 

 

四品目 旬のお刺身

大根に乗ってました。エビが甘かったです

 

 

 

白ワイン Table No 7 Chardonny

産地:アメリカ

品種:シャルドネ、シュナン・ブラン、シンフォニー

 

 

 

五品目 季節の魚 カダイフ揚げ

 

 

六品目 湯河原みかんのグラニテ

 

赤ワイン

Table No7 Cabernet Sauvignon

産地:アメリカ カリフォルニア州

品種:カベルネ・ソーヴィニョン、バルベーラ、プティ・ヴェルド

 

香りがすごい重厚で渋かったです。

 

 

七品目 和牛フィレステーキ

のびるがのってました。のびる懐かしいって思う方いますか。

 

 

八品目 大豆のムース

いくらの塩気がよかったです

 

九品目 トリュフご飯

これが一番印象に残りました。

 

こんなふうにシェフが席まで来てくださって、トリュフをかけてくれます。

ご飯自体も味付けされていて、とっても美味しくて夫婦でおかわりしました笑

 

最後は、デザートでした。

 

 

 

 

量が多すぎず、控えめで味付けも強すぎず、自然な美味しさでした。

私はお酒を飲むと食欲のリミッターがぶっ飛ぶタイプなので、部屋に戻ってから追いお菓子をしました。サイコーでした。

 

 

湯河原に以前来た時は富士屋旅館に泊まったのですが、

料理も雰囲気も内装も私は富士屋旅館の方が好みでした。

 

 

 

現地では伊藤屋を見に行きましたが、島崎藤村の文学は読まずに行ってしまったので、残念。

ただ、有島武郎も伊藤屋に逗留していたようで、ちょうど生まれいづる悩みを読み終わったところだったので、それはよかったです。

 

そして、美術の話になってしまいますが、湯河原町立美術館で竹内栖鳳の絵画を見ることができたのもとっても嬉しかったです。

以前京都の嵐山にある宝厳院で竹内栖鳳のスズメの絵を見てからファンになってしまったのです。あの脱力感と圧倒的な画力…

 

 

そして帰り際に、味楽庵という和菓子屋さんにお土産を買いに寄ったのですが、なんと豆相人車の復元された車両が飾ってありました!

トロッコと、国木田独歩の小説に出てきたあの人車…

感動です。

 

 

 

以上、報告でした。

今バルザックのゴリオ爺さんを読んでいるのでまた読み終わったら感想を書きたいと思います

 

 

ありがとうございました