お疲れ様でーす。

ちょっと食事の記録を日記がわりに書いてみようと思います。

 

 

突然ですが私一年前にブリアサヴァランの美味礼讃にハマったんですね。

 

玉村豊男さんの訳が読みやすかったのもあると思うんですが、

 

軽妙な文章と、食を切り口として哲学などにまで広がっていく記述から、

サヴァランが食や文化、上流社会での交流を謳歌している様子が伝わってきて、

 

 

グルマンディーズって、なんかハイソサエティでかっこいい!

自分も食に興味を持ってみよう!と思い始めました。

 

 

美味礼讃のレビューはまた別の機会にしっかり載せたいと思ってます。

 

 

 

こんな動機からグルマンディーズになるための冒険のスタート地点に立ったわけですが、

そもそも私の味覚は確実に鈍い方です。

 

というのも幼少期から味覚が砂糖に侵されているからです。

 

 

ポイフルとかアポロとか、ハリボーとか、チロルチョコとか三度の飯よりそういうお菓子の方が好きでした。

 

好きすぎて、5歳くらいの時に母親に叱られて「そんなこと言ったら、もうお菓子あげないからね!」と言われた時に、後ろにバターンと倒れて死んだふりをしたそうです。

 

 

もうこの時にはすでに砂糖中毒が始まってたのでしょう。恐ろしいですね。

 

 

なので大学生になっても、

「あそこのご飯美味しいらしいから食べに行こうよ」となっても、

「そんなの食べたら高いし、お菓子食べてればいいやん」と心の底では思ってて、高いご飯に正直あまり価値を感じてませんでした。

 

このままではいかんと、研修医前後から、外食も機会があれば経験していくようにしております。

 

 

前置きが長くなりました。

なのでちょいちょいご飯の記録を日記につけていきます。

 

 

今回はラデュレ サロンドテ銀座三越店に先輩の先生と行ってきました。

 

<お店の紹介>

ラデュレ銀座店のサロンは、

ルイ16世時代の様式から着想を得たひとつづきの小さなサロンからなり、

パリ サンジェルマンデプレのボナパルト通り店や、マドレーヌのロワイヤル通り店と同じエスプリで作られています。

最初はブルーグレーを基調とするサロンマリーアントワネット、

次のサロンアントゥルラは組み合わせを意味するフランス語で、ミニシャンデリア、小さな円卓、小型の長椅子、そして組み合わせ模様の絨毯などインテリアにこだわった空間。

最後のサロンオペールはオールドピンクとライラックの色調が可愛らしい小部屋となっています。

(一休HPより)

 

 

ルイ16世って、マリーアントワネットの夫でフランス革命で処刑された人…

この時代から着想を得るの面白いですね。

ラデュレ自体は1867年に始まっているようです。

元々ブーランジェリーから始まり、その後1930年にカフェとパティスリーをミックスさせたパリで最初のサロンドテへ生まれ変わったとのこと。

ラデュレは「洗練」「高品質」「女性」という3つのコンセプトを掲げているようです。

 

 

 

 

コースはシャンパンフリーフローつきのディナー¥10000で予約。

席は窓際の銀座四丁目交差点やセイコーハウスを一望できる席でした。最高です。

 

前菜は小さいパイみたいなやつです。

シャンパンがすっきりしていてとーっても美味しいんです。いくらでも飲めます。

 

 

こちらは周りがパリパリのジャガイモで囲まれた…なんだっけ、確かスープですね。ここにスープを注いでくれた気がします。多分バターナッツカボチャのスープだったと思います。

 

 

すごい記憶があやふやでごめんなさい。

 

 

これメインの食事ですね。鶏肉のヴォルオヴァン 茸のクリームソースです。

濃厚なソースとサクサクのパイ、淡白な鶏胸肉がとっても美味しかったです。

先輩はイトヨリダイのロティを頼んでました。

 

デザートはフレンチトーストイスパハンですね。アイスが薔薇のフレーバーだったかと思います。

 

 

銀座の眺望+シャンパン+フレンチ=最高でした。

 

ぜひまた伺いたいです。

ありがとうございました。