接客の鏡

昨日、お墓参りの帰りにマックに寄った

前日までソフト部の合宿だった娘が即答で

《マック食べたい》

とリクエストしたからだ。

店内に入るやいなや、

元気にはつらつとした
白髪混じりの60代？70代？と見られる女性クルーに目が止まった

このお店は2階が食べるところなので、
彼女はお客様へ商品をお持ちしたり、席を整えたりする担当の様だった。

オーダーを受けた商品をスタッフから預かる時も元気に返事し仕事をこなしているのだ。

私達の商品も3人分で多かったので、席まで届けてもらえる事になり、その彼女が担当してくれた。

彼女は元気に素敵な笑顔で、

他のお客様同様に、
『お待たせしました！ごゆっくりどうぞ〜！』と届けてくれた。

その後も彼女の仕事ぶり、
お客様へ温かい気持ちを添えてお届けしているキラキラな様子に、いつまでも見ていたくなるくらいだった

娘も同じに思ったらしく、

私が、
『接客の鏡だね、彼女がいるだけで店内がキラキラしているね』
と言ったら、夫と二人で頷いていた。

彼女はとても楽しそうに仕事をしている

楽しく仕事ができるのは最高だし、

少なくとも、私達に元気をくれた

食べ終わり、

ゴミを3人でわけながら捨てている所に彼女が近づいてきて、

『外はまだまだ暑いですよ〜！』

と声をかけてくれたので、

「そうですよね〜」と返したら、

『お気をつけて、ありがとうございました！』

と返ってきた。

そして私は、

「接客の鏡ですね。素晴らしいです。

元気を頂きました。ありがとうございました。」

と伝えた。

我慢が出来なかった、言わずにはいられなかった

そしたら彼女は目をキラキラさせて、

『嬉しいです。ありがとうございました。』と言ってくれた。

彼女にとってはごく当たり前の対応なんだろうが、とてもキラキラに見えた

この店に寄ってよかった

娘の

「またこの店にこよう」

に夫婦で深く頷いた。

ありがとう