直感で「ふと思いつく事」はたくさんあると思いますが、ほとんどの場合は気のせいだと思ったり、日中の忙しい中で忘れてしまいます。

私のが直感を信じるようになったのは、コロナ禍で街中からでマスクが消えていた時の事です。

家族が持病を持っており、病院に行くのにマスクが不可欠だったため、連日お店を歩き回ってはマスクを探していました。
その日も1日中、探し回って足が棒になった頃、なんとなく「こっちに行った方が良い」という直感が働きました。
何も考えずにいくつもの角を曲がり、たどりついたのは、、やってるかどうかも分からない寂れた薬局でした。

「ごめんください」と中に入っていくと、店の中には黒いサングラスをかけた、怪しげなおじいさんが1人椅子に腰かけていました。
家の中を見渡してもマスクはなく、諦めて帰ろうと思いましたが最後に、おじいさんに聞いてみたところ、
座っていたおじいさんの背中の後ろから、大小合わせて10箱ぐらい出てきたのです🙄

後から聞いてみると、買い漁る人がいるので、怪しい人には「置いてない」と言っていたそうですが、私は無事にマスクを3箱譲っていただくことができました。

その後も、マスクを買わなければというアンテナが取れなかったのか、入る店には必ずマスクが売っていて、少しずつ買っては周りの人に定価で配って歩いておりました。

直感は自分だけのオーダーメイドのメッセージなのかもしれません。
その日以来、思いついたことはすぐ携帯やノートにメモるようにしています。