2022年4月に投稿した記事ですが、再投稿させていただきます。
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昔から、五穀豊穣(ごこくほうじょう)という。
米、麦、粟(あわ)、豆、黍(きび)の5つです。
日本人が、古代よりこれらを大地の恵みとして崇め、祝ってきたのは、まさにこれが主食であったからに他ならない。
(中略)
世界二大穀物は西の小麦、東の米…。それ以外は、ひとまとめに雑穀と呼ぶ。
ただし「雑」の字がつくからといって栄養学的に劣っているわけではない。
それどころか、米、小麦にはない風味、栄養、薬効を誇るものも多い。
つまり、穀菜食といっても米、小麦一辺倒という食事も不自然なのです。
広く、バランスよく穀物をいただくのが理想的です。
(「和食の底力」より引用)
これまでは広く、バランスよく穀物をいただいておらず、ご飯とパンばかり食べていた私ですが、今回は「和食の底力」で紹介されていた、雑穀の薬効についてまとめてみます。
素晴らしい「古代からの贈物」
- 大麦…①便秘予防 ②食欲増進 ③消化補助 ④健胃作用 …ビタミンB1、カルシウム、食物繊維が豊富。栄養価は白米よりも優れ、「刑務所に入ったら健康になるのも、この麦メシの効用」という笑い話がある。ただ、最近の精麦は過度に精白されすぎビタミンB群の補給の効果は期待できず、ビタミンB1,B2などを添加したものが強化精麦として売られているそうです…(>_<)
- 粟(あわ)…①アトピー皮膚炎 ②疲労回復 ③糖尿病治療 …たんぱく質、ビタミンB1、B2、食物繊維、カルシウム、鉄分などが白米の2~7倍も豊富。体を冷やす作用あり。漢方によれば胃熱による吐き気、乾きなどを抑える。
- 黍(きび)…①アトピー皮膚炎 ②動脈硬化 ③高血圧 …栄養価は米、麦に劣らず。消化はより優れる。ご飯、おかゆの他、きび団子や餅に入れたりして食べる。漢方では弱った消化器系の機能を高めるとある。さらに咳や痰を鎮める効果があるという。
- 稗(ひえ)…①アトピー皮膚炎 ②動脈硬化 ③疲労回復 …白米に比べてたんぱく質1,5倍、脂質、ミネラル分とも2倍と高栄養。おまけに消化、吸収は良く、ビタミンB群も多い。白米よりもはるかに食物繊維が多いのが特徴。漢方では出血を止め体温を下げる作用があるという。
- はと麦…①利尿作用 ②下痢止め ③高血圧の予防 …アミノ酸は穀物の中で最も良質。はと麦にはイボを取る効果がある、と昔から言われてきたが、それは新陳代謝を盛んにする効用による。さらに消化器系や呼吸器系の働きを正常にする。
- キヌア…①美肌 ②肥満の予防 ③便秘の予防 …たんぱく質が豊富で、必須アミノ酸もバランスよく含む。便秘解消に役立つサポニンも豊富。ダイエット食として人気。
以上のように、雑穀と呼ぶのが申し訳ないほど、栄養価、薬効が卓抜しているそうです。
昨今、アトピー治療等に雑穀食が見直されてきているとのこと。
同書には、「雑穀は治療食ではなく、平常食である。そのことに気付くべきです」とありました。
雑穀はブレンドすると美味しい。まず、白米2、雑穀1くらいの割合でチャレンジしてみよう。慣れれば、あわ御飯、はと麦御飯なども楽しもう。このとき塩を少々加えるのがコツ。さらに、おかゆ、雑炊、リゾット、お焼きにドライカレー…などなど。さらに揚げ餅もち、いなり寿司まで! (同書より引用)
ご著者の船瀬氏は、『玄米・雑穀のご飯とおかず』という本を手元に置いておくと重宝する、とお薦めされていました。
これほどバリエーションのある味わいの世界を知らないままに過ごすのは、残念というよりもったいない、とあったので、これからは食生活の中に雑穀を取り入れていきたいと思います☺
最後までお読みいただきありがとうございます。




