昨年9月に投稿した記事ですが、再投稿させていただきます。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『病気にならない生き方』という本を読んでいたら、睡眠時無呼吸症候群の治し方について書かれていました。
睡眠時無呼吸症候群には、気道が閉塞することによって起きる「閉塞型」と、脳の呼吸中枢の活動が低下することによって起きる「中枢型」、そしてこの二種の混合である「混合型」の3種類があるそうです。
この中でもっとも患者数が多い「閉塞型」睡眠時無呼吸症候群をかんたんに治す方法が紹介されていました。
それは、睡眠の4~5時間前から、胃に何も入れないことです。
もっとわかりやすくいえば、胃をからっぽにしてから寝るようにするということです。
人間の気管というのは、空気以外のものが入らないような仕組みになっています。
しかし、寝る前に胃にものが入っていると、横になることでその内容物がのどまで上がってきてしまいます。
すると体は、気管にその内容物が入らないように、気道を狭め、呼吸を止めてしまうのです。
これが著しく気道が狭くなる「閉塞型」の原因だと私は考えています。
(同書より引用)
また、よく眠れるからと子どもに寝しなにホットミルクを飲ませるのも、絶対にやめてほしい「悪い習慣」なのだそうです。
子どもは夕方6時ごろに夕食を食べたとしても、大人よりも早く寝かされるため、寝るときに胃にものが入っていることが多くなります。
そこにミルクを飲ませると、さらに逆流しやすくなってしまいます。
そして無呼吸が起き、次に息を吸ったときにアレルゲンとなりやすいミルクを吸い込んでしまいます。
じつは、これが小児喘息の原因の一つではないかと私は考えています。
これはまだ証明されたことではないのですが、私の患者に聞き取り調査をしたデータによると、小児喘息をもっていた人というのは、子どものころに食事をしてすぐ寝かされたり、寝しなにミルクを与えられたりした人がとても多いのです。
(中略)
夜、どうしてもおなかがすいて耐えられないという人は、フレッシュでエンザイムをいっぱい含んだ果物を少し食べるようにするといいでしょう。
エンザイムを含んだ果物は非常に消化がよく、だいたい30~40分程度で胃から腸へ移動します。
ですから、果物であれば、食べても1時間ぐらいたつと、横になっても逆流を起こす心配はありません。
(同書より引用)
(※エンザイムとは酵素のことです)
同書には、他にもとてもためになる内容が書かれていて、勉強になりました。
また、この本のご著者、新谷弘実氏は、全米ナンバーワンの胃腸内視鏡外科医とのことで、本の内容に説得力があると思いました。
こちらのシリーズの他の本もこれから読んでみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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こちらの記事を読んで知りました。