昨年7月に投稿した記事ですが、再投稿させていただきます。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

ナカムラクリニックさんの2023年7月25日の記事が興味深かったので、シェアさせていただきます。

 

 

以下、同記事より一部を引用させていただきますが、ぜひ元記事をお読みいただけたら幸いです。

(記事内の画像は割愛させていただき、こちらで改行の調整、及び太字部分を赤字にさせていただきました)

 

そこらへんの内科に行って医者から言われる栄養指導って、だいたい全部デタラメじゃないかって正直思ってるんですね。


たとえば、血圧が高い。

「塩分ひかえてくださいね。6g以上とったらダメですよ」とか言われますけど、嘘ですよ。

だまされないでください。

 

8670人を対象とした大規模スタディがあって、塩分摂取量と血圧には相関がないことが示されました。

論文著者は「塩分と血圧の関係性は誇張して語られている。血圧を規定する因子は従来考えられていたよりもっと複雑だ。塩分を減らせば下がるという単純なものではない。具体的な要因として、アルコール消費量、年齢、BMI(体格指数)があるが、高血圧と統計的に最も強い相関があったのはBMIである。つまり、高血圧患者に対する臨床指導として、最も強調されるべきは減量指導であって、減塩指導ではない」と結論しています。

 

 

あるいは、コレステロールが高いと医者にこう言われます。

「コレステロールは万病のもとです。動脈硬化が進んでいろんな病気にかかります。卵とか食べるのやめてください。あと、コレステロールを下げるお薬を飲みましょうね」
これは全部嘘です。一から十まで間違っています。

コレステロールは万病の元ではないし、動脈硬化の原因ではないし、卵をやめても無意味だし、コレステロール降下薬(スタチン)は毒物そのものです。


まず、コレステロールは細胞膜やホルモンを作るため材料であって、決して万病の元ではない。

体内にあるコレステロールのうち、2割が食事由来、8割は肝臓で産生されているという。

いいですか、体は常に間違えません。必要だからこそ、肝臓が頑張って作っているわけです。

 

それなのに、僕ら医者は、薬を使ってまで躍起になってコレステロールを下げようとする。

そっちのほうが病気の原因ですからね。


コレステロールを下げるために卵をやめたって無意味ですよ。

高コレステロール血症とは逆に、コレステロールが低くて悩んでいる人っているんですけど、こういう人が卵を何個食べたってコレステロールは上がらない。

 

だから、卵は遠慮なく食べてもらっていい。
コレステロールを食事の改善で下げたいなら、個人的にイチオシは麹です。

他にも、リンゴ酢、ブラックシードオイル、ウコン、チャーガ、炭なんかを摂るといい。

サプリでいうと、ナイアシンやヨウ素も理想的な数値に落ち着きますよ。

 

 

あるいは、尿酸値が高くて痛風の人に対して、医者がまず言うのが「禁酒してください。あとプリン体が高い食事は避けましょうね」
これについては、必ずしも嘘とは言わない。

アルコール多飲と痛風発作の相関を報告する研究は確かにある。

でも、だからといって、禁酒まで必要だとは思わない。

 

痛風はビールを飲みながらでも治る!―患者になった専門医が明かす闘病記&克服法 (小学館文庫)

 

鹿児島大学医学部教授の納光弘先生(HTLV1の発見者)が『痛風はビールを飲みながらでも治る』という本を書いている。

具体的には「ビールを1日750ml程度なら問題ない」とのこと。

世の飲兵衛には朗報ではないですか(笑)
個人的には、痛風に一番効く栄養素はヨウ素だと思っています。

(中略)

甲状腺の病気(バセドー病、橋本病、甲状腺癌など)の人に対して、たいていの医者は「ヨウ素はダメです。昆布、ワカメ、モズク、ヒジキとか海草の類いはヨウ素が多いので避けてください」みたいな指導をします。
これ、ひどい話だよ。

昆布でダシをとったり味噌汁にワカメを入れることができなくなる。

日本の食文化の否定です。

本当にこんな制限が必要なの?

 

バセドー病というのは、甲状腺機能亢進症、つまり、甲状腺ホルモンを作り過ぎてしまう病気です。

そして、ヨウ素は甲状腺ホルモンの材料だから、ヨウ素の摂取を禁止することは一応筋が通っているように見えます。


しかし、逆こそが真実です。バセドー病の人はもっとヨウ素を摂るべきです。

「何をトチ狂ったことを言っているのか?」と思われるかもしれません。

でも、本当のことですよ。

 

バセドウ病にヨウ素が効く。150年前から分かっていたことです。
しかし、甲状腺ホルモンの産生を抑える薬(メルカゾールなど)が登場したことで事情が変わりました。

これまで標準治療だったヨウ素投与が、まるで禁忌のように避けられるようになった。

この背景には薬を売り込みたい製薬業者の思惑もからんでいます。

 

橋本病は、自己免疫疾患の一種で甲状腺に自己抗体ができてしまう。

それで甲状腺で慢性的な炎症が起こり、甲状腺ホルモンの産生が低下していろんな不調が生じる病気です。
橋本病の人にも、ヨウ素の投与が好ましい(ただし使用量には注意が必要)。
というか、甲状腺の免疫異常の原因はヨウ素欠乏によるものではないか、という論文さえあります。

 

つまり、病院で橋本病の診断を受けて「昆布とかワカメは避けてくださいね」と言われその指導を律儀に守っていた人は、むしろ病気を悪化させていたということです。
バカみたいですね。

でもこういうバカみたいな事例が臨床現場にはあふれています。

 

だから僕は患者に常々言っています。

「病院に行くと病気になるから行っちゃいけないよ」と。

 

要するに、バセドー病であれ橋本病であれ、僕は甲状腺疾患患者のほとんど全員にヨウ素を勧めています(一部例外はある)。
それどころか、僕は現代日本に生きるすべての人がヨウ素を積極的に摂るべきだとさえ考えています。
それは、今の社会には甲状腺に対して毒性を発揮する物質があふれているからです。

こうした物質に対して、ヨウ素は解毒薬として機能します。

(後略)

 

 

海藻を積極的に摂りたいと思いました。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 
 
 

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