昨年3月に投稿した記事ですが、再投稿させていただきます。

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遺伝子組み換え作物(GMO)の何が悪いかについて、「トンプソン真理子のまりとん塾」さんの2019年1月24日のFB投稿をシェアさせていただきます。

トンプソン真理子様、貴重な情報をありがとうございます。


(こちらで改行、及び一部赤字にさせていただきました)

 

【遺伝子組み換え作物(GMO)の何が悪いか】

遺伝子組み換え作物って、一般的に世間では「悪い」と相場が決まっていますが、実際何が悪いの?と聞かれたら、うまく説明できない人が大半でしょう。
今回は、今さら人に聞けない、という人のために簡単にご説明します。

遺伝子組み換え作物が悪い理由は多次元的に複数あるけれど、体への害を一言で分かりやすく言うと、それには農薬がどっさりかかったままなのです。
除草剤(ラウンドアップ)に耐性をつけてあるので、雑草は枯れても、その作物そのものは死なないため、遠慮なくかけまくったのがそのまま食卓に運ばれてくると思えばいいです。

次に、虫が食べるとその消化器官が破壊される、または虫が嫌がるように”毒”を組み込んで遺伝子組み換えしてあります。

大きな動物には安全です、とモンサントは言いますが、果たしてどうでしょうか。
虫が寄り付きもしないものを、人が食べても安全と思いますか? 
少なくとも、腸内の微生物である善玉菌には脅威になるでしょう。
ですから、GMOには、「中からの毒(生物毒)」と「外からの毒(農薬)」の二重の毒があると思って下さい。

ということで、善玉菌を殺して腸内環境を破壊するので、それがリーキーガットを引き起こし、体全体に悪影響を及ぼしていっている可能性が高いのです。

また、腸内環境が破壊されるとどうなるか―。
グリフォサートの影響は、何か月も何年もかかってゆっくりと知らぬ間に進行するので、その間に炎症が体の細胞レベルで徐々に慢性的に広がっていきます。

実際、GMOが1996年に初めて導入されてから、さまざまな健康問題が増加しています。
三つ以上の慢性病を抱えるアメリカ人は、たった9年で7%から13%に増加しているのです。
食品アレルギーはうなぎのぼり、自閉症不妊症消化器系疾患、その他の自己免疫疾患も上昇の一途をたどっています。

また、GMOでもっとも懸念されているのは発ガン性です。

ある調査によれは ラウンドアップを使用している地域では「非ホジキンリンパ腫」というリンパ腺のガンがその使用量と比例して増加しているようです。

また、ラウンドアップの残留している大豆では 化学反応によって植物エストロゲンが異常に増加してしまい、発ガン牲を高める危険性があると科学者たちは警告しています。農薬はホルモンも狂わせてしまうんですね。

その他、遺伝子汚染、環境汚染、持続可能な農業法ではない、などGMOの弊害はいろいろありますが、悪いの最たるものは、「GMO=農薬摂取」と覚えておいてください。

小麦食品も、これは厳密にいえばGMOではないですが、アメリカでは収穫直前にラウンドアップをかける、ということがオーガニック以外の小麦には当たり前のように行われています。
理由は、ラウンドアップをかけると、なぜか各穂の収穫量が多くなり、穂の熟れ具合も一律に揃うからだそうです。
小麦は、死ぬ間際に青息吐息で子孫をちょっとでも多く残そうとする、なんて、考えたらなんと哀れな小麦ちゃんでしょうか😢

ですから、グルテンアレルギーや不耐症が多い昨今ですが、それはこのプレハーベストとしてのグリフォサートのせいでは?という説もあるぐらいです。
セリアック病のような激しい反応は特に。

日本の場合は、輸入小麦に船内輸送中にかけるポストハーベストもあって、さらに農薬どっさりですよね。

それを考えると、私はラーメンなんか、コワくて食べれません。
(ラーメンの麺と給食のパンはほぼすべて輸入小麦)

だからと言って、この現代でGMO食品またはそれを原材料に使った商品を避けることは不可能に近いですが、それでも知っておくとラベルをもっとしっかり読むようになったり、少し高くてもオーガニック、または遺伝子組み換え食品を使っていない食材を買おうとするようになります。

「自分はたぶんそのせいで病気になったと思う」、と後で言っても悲しいかな、現代では国や企業は誰も責任を取ってくれませんから、「知識は力なり」を胸に、自分と愛する家族の身は自分で守っていきましょう。

 

 

※セリアック病とは…

セリアック病は、小麦・大麦・ライ麦などに含まれるタンパク質の一種であるグルテンに対する免疫反応が引き金となり、腹痛、下痢、ガスなどの症状を呈する自己免疫疾患です。
セリアック病により消化管のがんのリスクが高まることが指摘されています。
久里浜医療センターのサイトより引用)

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 
 
 

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