先ほどのこちらの記事の続きです。

 

 

「買うな!使うな!身近に潜むアブナイものPART2」という本から引用させていただきながら書いています。

 

買うな! 使うな! 身近に潜むアブナイものPART2 (あなたの常識を疑え コマーシャルに騙されるな)

 

フッ素中毒の労災認定裁判

フッ素は自然界にある元素の一つで、きわめて反応性が高く、他の元素と結び付いたフッ素化合物として、土壌や地下水などに含まれているそうです。

ふつうの地下水濃度は0,1ppmていど。

そして、水道水へのフッ素添加は通常0,8ppm。

つまり、自然界のわずか約8倍のフッ素濃度の水を飲むと、子どもの骨ガンが5~7倍も増えている(「バツシン論文」前出)。

 

本当に恐ろしいです…(>_<)

 

フッ素は工業原料としても大量使用されているとのこと。

たとえば、半導体洗浄にフッ素は欠かせないそうです。

さらに、アルミニウム精錬、絶縁や防サビなどにも多用されているとのこと。

これほど危険な原料が工業現場で大量に使われている。

なら、労働災害も潜在的に多発してるのではないでしょうか。

 

じっさいに、金属加工会社で働いて、長年フッ素ガスを浴び続けてフッ素中毒になった被害例があります。

『東京新聞』(09年11月19日)の特集「こちら特報部」のルポは生々しい。

 

神奈川県横須賀市の鈴木靖之さん(42歳)は、フッ素を含む薬剤を数年間使ってきたそうです。

彼は08年秋、猛烈な腕の痛みに襲われます。

それ以来、ひじが外側に異様に曲がってしまい、もとに戻らなくなった。

握力も弱まり、物も満足に持てない。

この体調不良は「フッ素中毒」によると確信して裁判に訴えているのです。

 

フッ素ガスを浴び体調悪化

病院で診断を受けるとX線撮影で、骨の周囲に細かい斑点が映し出されたそうです。

フッ素毒性の一つ。骨への害作用です。

鈴木さんは「体内に入ったフッ素が拡散して骨に蓄積。異常があらわれた」と確信しました。

彼は1994年、この金属加工会社に就職し、横浜市内の工場で、金属防食処理技術の研究部門で働いてきたそうです。

99年頃から新たな処理剤実験を開始し、フッ素成分を含む処理剤を金属表面に塗り、小型炉に入れて乾かす作業をしていたとのこと。

防毒マスクはしていなかったため、取り出す時、炉から噴出するフッ素ガスをもろに浴びていたそうです。

2000年頃から体調に異変…。

めまい。手足のしびれ。顔や足がけいれんする。

さらに頭痛、耳鳴り、関節痛などなど。

休職すると回復したが、復職すると再発をくりかえし…03年、体調悪化で出社不能となったのです。

 

やむを得ず退職し、04年に労災認定を労働基準監督署(横浜南)に申請したとのこと。

労働災害であることはまちがいなかったからだそうです。

ところが、労基署の回答は意外なものでした。

「症状と業務との関連性はない」と却下。

驚いた鈴木さんは厚労省の労災保険審査会に処分取り消しを求めたが、これも却下。

 

どう考えてもこれは労災だと思います。あまりにもひどいです。

 

典型的な被害症状を会社側否定

しかし、この訴えの過程で、自分が吸い込んだフッ素ガスの正体がわかったそうです。

労基署が出してきた資料で、実験で使っていた金属表面処理剤に「チタンフッ化水素酸」というフッ素化合物が高濃度配分されていたそうです。

 

鈴木さんは市民団体のつてを頼って、医師や専門家による研究グループである「フッ素研究会」に相談を持ち込みました。

そこでフッ素被害について詳しい説明を受け、「自分の症状はフッ素中毒にまちがいない」と確信したそうです。

09年、症状はひどくなり、急激に血圧が急上昇する発作に襲われた。

倦怠感が重い。

半年で体重が20キログラム減。

働くこともままならない。

 

鈴木さんの一連の症状は、フッ素毒性症状と酷似しているそうです。

 

インドではフッ素中毒が、風土病の地域があります。

飲料水に高濃度フッ素が含まれているため、子どもたちを中心にフッ素中毒が蔓延しているのです。

 

そのインドからフッ素中毒の専門医が08年に来日。

鈴木さんが相談すると「フッ素中毒の可能性がある」との回答。

そして「そのうち腕に異常が出るかもしれない」と警告しました。

恐ろしい”予言”は的中し、腕が異様に曲がり始めた。

フッ素中毒の典型症状です。

 

09年6月、大学病院で血液中フッ素イオン濃度を測定すると40代男性の平均値の2,3倍もあったそうです。

 

しかし、会社側は安全対策すら拒否したそうです。

信じられません…。

 

鈴木さんは労働者仲間の健康を気遣う。

「会社は発生フッ素ガスの危険性を検証すべきなのに、なにもしていない…」

このフッ素問題も、これまでの公害と同じ轍を踏んでいる。

「ここまで広まったら、もはや規制できない…」

政府も、企業も、目をつぶって突き進むだけ。

かくして、悲劇は無情にも再生産される。

(※「轍(てつ)を踏む」とは、先人のしたことをくり返す。また、前の人がおちいった失敗をくり返すという意味です)

 

これほど典型的なフッ素中毒の症状が出ているというのに、あまりにもひどいです…。

人の健康被害など、まったく眼中にないようです。

自分たちの立場や利益を守ることしか考えていないようですね。

 

強制収容所で飲み水にフッ素混入

ちなみにフッ素には神経毒もあるそうです。

 

飲料水にフッ素濃度が高い地域ほど、知能指数が低い…という衝撃報告もあるとのこと。

あきらかに、フッ素は知的発達を阻害するそうです。

また、フッ素を与えられ続けると、無気力になり、命令などに従順になることも確認されています。

つまり、反抗する事なく服従するので、旧ソ連の強制収容所では、囚人への飲み水に、密かにフッ素を加えていたのです。

同じ手法はナチスによるユダヤ人強制収容所でも行われました。

現在、アメリカの水道水フッ素添加の企みは、まさにナチスによる国民家畜化と同じ発想で行なわれているのかもしれません。

 

 

なぜ「フッ素は安全」という情報が出回っているのか、理解できました。

人々を思いのままにコントロールしたい支配者層にとって、フッ素の危険性は、人々に知られたら困るのですね。

 

この情報が多くの人に知れ渡ることを願っています。

そしてフッ素による被害がこれ以上拡大しないことを切に願います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

追記:その後、フッ素不使用の「グリーンパン」を購入しました。

こびりつかないし、お手入れも簡単で、重宝しています。

 

 


 

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