2022年6月に投稿した記事ですが、再投稿させていただきます。
また、今回の記事でご紹介させていただいた歯科医師の小峰先生のこちらのブログ記事では、3歳のお子さんの、転んで折れてしまった前歯が自然治癒で３ヶ月後に治っていた話が載っていました。
改めて自然治癒力のすごさを知りました。
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最近虫歯ができてしまったため、近いうちに歯医者さんで治療する予定です。
大人なのに、歯医者さんに行くのがとても苦手で、治療日までの恐怖のカウントダウンを一人でやっています…(>_<)
毎食後、歯磨きはしていたのですが、しょっちゅう飴をなめたり、間食をしていたので、歯に悪い生活を送っていたなあ…と反省中です。
そして、食生活を改めなければと思い（人生で何度目の決意なんでしょう…(^^;）、『自然治癒力が上がる食事 名医が明かす虫歯からがんまで消えていく仕組 』という、今の自分にとってとても魅力的なタイトルの本を見つけたので、読むことにしました。
「虫歯や歯周病の食事療法が、全身の病気も消していく! 」
"削らない虫歯治療"ドックベスト療法の日本における第一人者であるカリスマ歯科医が、長年の診療経験と研究に基づき遂にたどり着いた究極の「健康になる食べ方」を大公開!
あらゆる「がん」をはじめ、「白血病」「糖尿病」「腎臓病」「高血圧症」「うつ病」「認知症」「リューマチ」「結石症」など、様々な病気を予防・治癒させるための具体的食事法は、歯科治療の現場から"歯と全身のつながり"を追究してきた著者にしか書けない、驚きの説得力に満ちている。
ほかに、自然治癒力を最大限に発揮させるための、最新・最先端の歯科治療技術も徹底解説!（アマゾンの解説より引用）
まだ途中までしか読んでいませんが、「はじめに」の文章からして、今まで知らなかったことだらけでしたので、特に気になった点を書いておきます。
歯を削る本数にノルマがある歯科医院もある
この本のご著者の小峰一雄氏は、歯学博士で、小峰歯科医院理事長でいらっしゃいます。
小峰氏は歯医者になって間もなく、虫歯は削れば削るほどもろくなり、結果的に神経や歯そのものを抜くことになる、そして健康にも悪影響を及ぼしていくという事実を目の当たりにしたとのこと。
ちなみに私の今回の虫歯は、昔、銀歯を詰めた奥歯のところにさらに穴が開いてしまったため、さらに深く削らなければいけなくなったのです…(>_<) なので、上記の文章にドキッとしました…。
小峰氏は、その一方で診察の中で、かつて虫歯があったのに自然に治った痕跡や、死んだはずの神経が復活している不思議な現象を多数目撃してきたそうです。
ここで不思議、と表現したのは、日本の歯科界では「虫歯は自然に治らない」という前提のもと、治療が行われているからです。
しかしこれは人間の体の仕組を考えたら、決して不思議なことではありません。
人間には、ケガをしたり、病気になったときに、それを治そうとする自然治癒力が備わっています。
そのことを踏まえれば、歯にも自然治癒力が備わっていても、決して不思議ではないのです。
そのことを確信した私は、歯を削らない歯医者になろうと決め、そもそも虫歯をつくらない「小峰式完全予防歯科プログラム」を確立するとともに、自然治癒力を生かした削らない虫歯治療法・ドックベスト療法を日本で初めて採り入れ、普及活動を始めました。
これが歯科界の常識を変える治療法であったため、当初こそ、「虫歯を削らずに治せるわけがない」などと強い反発もありましたが、地道に活動を続け、症例を積み重ねていくうちに、「私も歯を削ると悪化することに気づいていた」「削らずに治療できる方法はないか探していた」と賛同してくれる先生が徐々に集まってきました。
中には、「歯を削る本数にノルマがあり、達成できないと虫歯でない歯を削るよう指導される」などと、日本の歯科界の現状に失望していた、という若い先生もおられました。
（同書より引用）
歯を削る本数にノルマがある歯科医院もあるなんて、ショックです…(>_<)
そういえば、私の知り合いで、以前「同意していないのに、勝手に歯を抜かれた。そんなにひどい虫歯ではなかったのに。納得できない」と立腹されていた方がいます。
もしかしたら、その方が通っていた歯科医院には、歯を抜かなければいけないノルマがあったのではないのかと勘ぐってしまいます。
その方は、「歯科医院の口コミサイトがあればいいのに…。そうすれば、事前に口コミを調べて、歯科医院を選べるのに…」とおっしゃっていました。
たしかに、残念ながら現状は、グーグルマップで口コミを調べるしか方法はないかなと思います。
私が今通っている歯科医院は、良い歯科医院だと思うので不満はないのですが（人気のため予約が取りづらいという仕方がない面はありますが…）、引っ越した場合は、一か八かで行くしかないので、私も、歯科医院のリアルな口コミサイトがあればいいなと思っています。
虫歯や歯周病の予防や治療でもっとも大切なのは食事
小峰氏によると、虫歯や歯周病の予防や治療でもっとも大切だと考えているのは食事なのだそうです。
小峰氏は食事が歯と体に与える影響に着目し、食事においても学位を取得したとのこと。
「そこで本書では、そもそも食事がどのように虫歯や歯周病を引き起こすのか、それを予防するには食事をどのように気をつけたらいいかについて、詳しく解説します」と書かれていたので、少しでも虫歯の状況を改善したく、気を引き締めて読んでいこう＆実践しようと思っています。
さらに私は40年間、多くの患者さんを診てきた結果、歯と体の病気には深い関わりがあることに気づきました。
たとえば虫歯や歯周病がひどい患者さんは、体にも病気を抱えていることが多いということ、さらに、体のある部位に病気を抱えている患者さんは、決まって同じ場所の歯の神経を抜いているか、抜歯していることが非常に多いということです。
これらの病気を根本的に治せるのは、薬ではありません。
歯の根本治療を施すとともに、病気を起こす原因となる食生活を改めることです。
私は毎年、PBNHC（プラント・ベイスド・ニュートリション・ヘルスケア・カンファレンス）というアメリカの栄養療法学会に参加しています。
すでに世界では、日本のような薬だけに頼る治療ではなく、病気のメカニズムを解明して原因療法で治す方向、つまり人間本来の自然治癒力の発揮を促す考え方へと向かっているのです。
（同書より引用）
今度、こちらの本に関して、続きを書こうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
