滋賀県東近江市でピアノ教室
『すぷらうと』をしています。
冨江明子です。
 
6月のグループレッスン、おとラボを実施しました。

弾き合い会では秋の発表会の曲を弾けたところまで、演奏しました。今月から取り組んでいるのですが、どの子も自分の目標のところまで、この日に合わせて、練習することが出来ました。今年に入って、毎月のおとラボに向かって、意識して練習していく事をやってきました。何度か繰り返す中で、上手くいかなかったことも経験して、今回、期日に間に合うように練習する出来ました。みんなが出来たことが私もとても嬉しかったし、本人も自信になっているようでした。

すぷらうとでは“ステキなピアニストになるためのブック”と副題をつけて、『Shine』という冊子を持ってもらっていて、目標を書いたり、一年間の取り組みを記録したりしています。今年は冊子といっても、初めは表紙と裏表紙だけがあって、その中に入れるように、取り組みごとのシートを作って、最後に綴じるつもりです。
 
今回、発表会用のシートを作りました。今月のおとラボではシートの説明をしながら、発表会に向けてのイメージ作りをしました。
 
1枚目はモチベーションアップのためのもの。時間の感じ方は生きてきた年数に反比例すると聞いたことがあります。例えば、10歳の子と50歳の大人であれば、5倍、同じ1時間も子どもにとっては5時間に感じられるそうです。子どもたちにとって、数ヶ月先の秋までは想像するのが、とても難しいのです。けれど、自信をもって演奏するには、当日までの流れをわかって、練習をすすめたいので、毎月のグループレッスンの日程と内容を書きました。そして、真ん中には演奏した自分を想像するスペースを作りました。今回、3つの質問でイメージしてみました。「当日、ステージで満足した演奏がでたよ、どんな気持ちになったかな?」「それを聞いてくれた、お家の方やお友達はなんていってくれたかな?」「その日寝るときに思ったことは何?」みんなにこやかに想像しながら、書いてくれました。それを基に目指すピアニストになるためのステップとして、毎日5分で出来ることもかんがえてみましたよ。
 
 
 
2枚目は演奏曲について深めてもらうもの。今回は曲名と作曲家名を書いて、今現在の曲の印象を書きました。これから、レッスンで、タイトルや、音楽の特徴などを考えながら、曲について紹介出来るようにしていきます。そうする中で、どんな音楽を伝えたくて、どんな風に演奏するのかを決めていきます。
 
 
 
3枚目は具体的な練習ポイントを意識してもらうためのもの。昨年は“ステキなコンサートにするためのわくわく集め”と題して、クリアすると教室のポスターに付箋を貼って、前向きに取り組む事が出来ました。とても良かったので、今年も同じように、取り組みます。早速、次回のレッスンまでに自分は何をするのか、書いてもらいました。
 
 
クリアすると、スタンプを押すと共に、こちらのグレーのピアノに下のハートシールを貼ります。教室に、カラフルなハートピアノをみんなで作ります。シールを見せると、どの色がいいと、選んでくれていました。
 
 
 
このように秋まで楽しみながら、曲を仕上げていけるよう、これからも、シートを使っていきます。最後に聞いた、おとラボの感想で、練習して演奏できて良かった、次のレッスンまでも頑張る、といってくれました。みんな、ステージで演奏することにワクワクしているようでした。自信を持って演奏できるよう、楽しかったーの声を聞けるよう、レッスンしていきます。
 
 
 
♪教室お問い合わせ♪