2月1日 AM校に 再チャレンジしにきました。


ナメた態度を改めるように伝えました。
通いたいと、最大限の準備をしてきた学校です。
敬意を払って
真摯に、謙虚に問題に取り組むように言いました。






待ち時間、この学校に来るのは今日で最後かもしれないなと思いながら

まだ つぼみを付けない 校庭の桜の木を
雨上がりの空を
広い、広い グラウンドを見つめていました。



この、広いグラウンドでサッカーやらせてあげたかったな。
この、お世辞にもきれいとは言えない
泥臭い校舎が モリには合っていると思っていたけれど。


あの、2週間のラストスパートは
所詮 付け焼き刃だったのだろうか
一瞬でも夢を見させてくれてありがとう




そんなことを 4時間、ボーッと考えていました。






試験会場から出てきたモリは
「昨日より、難しかった」
と言っていました。





「お疲れ様」
と背中をポンポンっと叩いて、PM校に向かいました。






PM校は、ものすごい受験者数で
試験終了から モリと会えるまでに1時間くらいかかってしまいました。

今回もまた
帰り道に受験結果を見る時間になってしまいました。

でも、私のスマホは呪われているから
私のスマホで確認するのは嫌だったので
自宅にいる夫に、モリがラインをしました。










「◯◯中の結果、お父さんが見て」
「結果は帰ったら見るから教えないで」









電車に揺られながら、スマホに既読が付いたのを二人で見つめました。
3分くらい経ったでしょうか。
モリが言いました。















「お父さん、結果見たかな。」

「見たんじゃない。」

「どうだったかな。」

「どうだろうね。」

「最初に見たのが お母さんのスマホじゃないから、見てもいいんじゃない」

「一番に、確認したのがこのスマホじゃないからね。」

「見ちゃおうか。」










受験番号と、パスワードを私が入力しました。
「結果を見る」
ボタンに指をかざして








「押すよ、いい?」






と聞きました。










「…い、いいよ。」













「結果を見る」


























「合格おめでとうございます」

























「!!!」












電車の中なので
声は出せませんでした。
モリは小さくガッツポーズをしました。