少し前の話になりますが、
個別塾に移って一ヶ月ほど経った頃の進捗報告です。




算数


順調に学習が進んでいます。

誤答に対する分析『振り返り』もしっかりできています。

ただ、難易度の高い問題を考える前に
講師に質問をする等、
「どこまで自分でやる(判断する)べきか」
の基準がかなり他者依存である傾向はまだあります。

単位換算の小テストも順調に進められており、あとは時間短縮が課題ですが
モリ君自身の意識も高いので
家庭学習にて時間短縮の練習を進めて下さい。
キッチンタイマーをつかった練習がおすすめです。


国語


漢字小テストは 毎回40問中1~2問の失点。

間違えた漢字は
大きく書いて部首や偏のつくりを理解することなく
「何となくこんなイメージ」
「こんな見た目」
で練習して
間違ったまま定着してしまう傾向があります。

読解に関しては
まだ扱っている文章難易度があまり高くないせいか
正答率は高いのですが
自主的なマーキング頻度はまだ高くありません。


理科・社会


進捗的にはゆっくり目ですが
暗記だけに頼る学習では学力の伸びに限りが出るので
じっくりと解説→演習による定着を繰り返します。

小テストでの出来は段々と精度が上がってきました。



理科


今週の範囲での小テストでは
一つの分野だけが覚えられていなかったことを受け
「もう一度テストをして欲しい」
とモリ君自身が要望しています。

学習に対する良い姿勢の変化が見えてきました。



社会


モリ君は
「うんうん、わかるわかる」
と思ってしまったら

途端に
「何が重要なキーワードか」
を度外視する傾向がまだ強いです。

社会は理科以上に生活に結び付いている感覚が強くでる場合があり
前述の感覚だけで学んだ気になる傾向が学習姿勢に出がちでもあります。






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各教科すべてに共通して、
モリの特性やモチベーション、好き嫌いに合わせた進み方です。

先生も、モリの好きでないことに対して
今は そこまで無理をさせない方針のように感じました。






算数は順調に進んでいるようですが
理科と社会はゆっくり目。

国語は、好きな漢字は先生の考えるペース通りですが
長文読解については、あまり焦っていないように感じます。
さらには「語彙」は放置状態。





モリにとって「出来たらやっておいてね」という指示は
イコール「やらなくてもいい」なので

結果
白地図や語彙などの、指示が曖昧なものについて
「サボっている」という自覚がないまま
手付かずになっているように感じました。









「宿題やテストはちゃんとやる」

「そうでないものはやらなくて良い」

「どこまで自分の判断でやるべきか」




という【明確な指示がないものに対して積極的にならない】点は
モリの大きな課題だと思うので

将来【指示待ち症候群】にならないためにも
是非克服させたいと思いました。





特に、これからは「出来たらやっておいてね」という分野が多くなってくると思います。


安易に「白地図や語彙」を
「宿題やテスト」という「マストなもの」にせず
自らルーティンに取り込めるような姿勢を持つようになるにはどのような働きかけが必要なのか、
今度の面談では先生に伺ってみたいです。






次回は、この報告からさらに一ヶ月ほど経った、
夏期講習前半までの進捗について書こうと思います。