砂川平和ひろば ブログ開設

 

 

「砂川平和ひろば」は、かつて米軍立川基地の拡張に反対して闘った「砂川闘争」の55周年を記念して、2010年5月に開設されました。

その建物は、反対同盟副行動隊長だった宮岡政雄が、砂川闘争で守り抜いた敷地の上、立川基地のフェンスの目の前に、建てたものでした。

 

 

                  

 

宮岡の次女・福島京子を代表に、地元住民、郷土史研究家を中心として、研究者、学生、一般市民が会員となり、さまざまな活動を行ってきました。砂川の歴史をとおして環境・平和・基地問題を考えようとする人々にも、「ふらっと」立ち寄ってみたい地元の人々にも、広く開かれたコミュニティ・スペースをめざし、砂川闘争の写真・資料の常設展示、アーカイブ化、また各種映画会や学習会などを行っています。

 

 

「砂川平和ひろば」の活動は、当初から、年代や国の違いを超えて幅広い人々の参加を得てきました。

これまではフェイスブック等で、イベントのお知らせと報告を発信していましたが、今年からブログを拠点とする活動にも力を入れ、より多くの方々と共有できる内容を充実させていきたいと考えています。

 

今年は、「砂川事件」65周年にあたることから、あの「伊達判決」を導き出した砂川刑事特別法事件のその後に注目しています。

ブログ開設を機に、英語での発信も開始します。その第一弾として、まず砂川の歴史や砂川闘争の始まり、そして裁判闘争と「伊達判決」に関する一連の英文記事を、三回にわけて掲載します。

同時に、日本語での発信や写真の紹介も、活性化できるようにしたいと思います。