✅前提情報の整理

直近の業績状況(2025年12月期 第1四半期)

  • 売上高:16.01億円(前年同期比 △3.0%)

  • 機能衣料売上:1.13億円(前年同期比 +222.3%)

前年の同時期の実績(2024年12月期 第2四半期)

  • 売上高:41.8億円(上期累計)

  • 機能衣料:第1Q 0.35億円 → 第2Q累計 5.49億円 ⇒ 第2Q単体:約5.14億円と推定


📈予想の根拠

  1. FREEZE TECHの好調持続

    • 第1四半期で前年比+222.3%という急成長を記録

    • 昨年は「氷撃α」新製品と展示会効果が中心だったが、今年は大阪・関西万博とのコラボ取扱店舗数増加(BtoB中心)が起きており、前年の延長線上でさらなる拡大が期待される

  2. 季節性の追い風

    • 冷感シャツは第2四半期(4月~6月)~第3四半期(7月~9月)にピークを迎える

    • FREEZE TECHは「汗と風で冷える」夏向け機能が強み。実需が集中する季節。

  3. 保守的な通期予想

    • 通期で売上110億円、営業利益3.45億円を見込むが、第1Qが赤字でもこの強気な通期予想は第2Qの黒字転換前提であると読み取れる。


📊2025年12月期 第2四半期の業績予想(独自)

項目 会社予想 鹿の予想(上方修正)
売上高(累計) 50.94億円 54~56億円(前年比+29~33%)
営業利益 0.76億円 1.2~1.5億円
経常利益 0.52億円 1.0~1.3億円
四半期純利益 △0.11億円 黒字転換 0.3~0.6億円

※特に「FREEZE TECH」の大幅成長分を反映した試算です。前年のQ2単体の機能衣料売上約5億円に対し、今年は8~10億円規模まで伸びる可能性あり。


✍️コメント

リベルタは、FREEZE TECHのような機能衣料が明確に「季節性」と「製品機能」に合致して売上に貢献しており、今年の夏は万博や販路拡大で、前年を超える販売ボリュームが見込まれます。この構造的な成長は一過性ではなく、来期以降の売上にも寄与する可能性があります。