この1週間は毎日雨が降ったり止んだりと不安定なお天気でした。雨は降るときは局地的に集中して大量に降りますが、その後晴れて気温が上がって蒸し暑い日が続いていたので病気の発生が心配になりました。7月に入って本格的な梅雨になって実験圃場では雨避けを設置しました。一部雨避けを設置して、露地で栽培しているところとの育成の違いを観察してみたいと思います。




一般的なトマト栽培用の雨避けはトマトに支柱を建てるので背丈の高いものを使用しますが、加工用トマトは地這え栽培なので、今回はスイカ栽培用のトンネルマルチの支柱を町内の方から譲っていただいて設置しました。上にかけるビニールも不要な方から譲ってもらったので購入せずに済みましたが、一般的に農業資材として購入するとなると費用も安くないです。梅雨時期だけでも設置できれば病気発生のリスクを避けることのなるのではないかと期待しています。




雨避けは風が強いとビニールが風にあおられてとれてしまうので、しっかりと紐で固定するようにします。