サラリーマンの世界においても派閥は存在した(今も存在する企業はあるだろう)


今、自民党総裁選挙で派閥がどの候補者につくかによって総裁が決まるが、派閥の一本化、派閥として候補者の絞り込みに苦心している。


若手を中心に派閥として候補者を決めないことを求める声が上がっている。しかし、派閥として候補者を決め、 " 恩 " を売り、派閥から閣僚を出さなければ派閥の存在意義を失ってしまう。


小泉純一郎から派閥の推薦名簿にこだわることなく閣僚人事を決める風潮になっているが、企業献金に規制がかかり派閥にお金がはいらなくなり、派閥の若手に選挙資金などお金の面で恩を売れなくなり派閥の結束力、求心力を失いつつある。
政党交付金で党にお金が入り、派閥より党の幹事長に権力が集中するようになった。その弊害として河井夫妻のようなことが起きる。

子分達にお金の面倒を見れなくなったことから " 恩 " をうれなくなり、大臣ポストも派閥の会長からもらえなくなり、子分達は派閥の締め付けに反発をするようになった。