ニュージーランド国民は、

 

スコット・ロバートソン、オールブラックスHCの初陣、無事勝利を掴み取り、ホッと胸を撫で下ろしていることでしょう

 

得点経はこちら

 

イングランド10番マーカス・スミスが簡単なPGを2本失敗したのが痛かったです

オールブラックスは序盤こそ2T取りましたが、後半は2PGだけ

あの圧倒的な強さとかスピード感もなく、世代交代の狭間でしばらくは苦労するのかな、といったイメージでした

 

 

そして、日本のラグビーファンはこの勝利にわきたっております

「先発15人中13人が日本人選手という布陣で、大仕事をやってのけた。
 マオリ・オールブラックスの日本ツアー第2戦が7月6日に豊田スタジアムで行われ、日本代表の若手メンバーを主体とするJAPAN XVが26-14で勝利を収めた。」


マオリ・オールブラックスのティア1に匹敵するその強さは、ラグビーファンなら周知のこと
日本人主体の、しかも大学生2年生まで混じったJAPAN XVが、そこに勝ってしまった
これは「快挙」と言っていいのでは
ということですが・・・
 
 
オールドラグビーファンさんにお会いすると、開口一番、
「ラグビー観に行ったんですか?」
 
「行きません、週末は予定がありましたし、国立や秩父宮のゲームは変動価格制なんて変なシステムで値段をつりあげるのも気に入らないし」
 
「そんな変なことやってるんですか?それでも勝てて良かったですね、エディーさんの指導がいいんでしょうね、日本人選手を育てようとするのもいいですね」
「以前のハイパントばかりのゲームと違い、スペースをついたキックとか上手く攻めてましたね」
 
「そうですね、ただ、直前のオールブラックスとイングランドのゲームも1点差の辛勝でした、フィジカルで食い込まれたり、スピードで翻弄するようなアタックも見られませんでした」
「マオリも2戦目はモールでしかトライが取れず、ベストメンバーではないJAPAN XVに負けたマオリが本当に強かったのかちょっと疑問に思っています」
「ニュージーランドでも、若者がサッカーやバスケに流れているそうで、ラグビーの力が落ちてきているのかもしれません」
「オールブラックスの将来が心配になってきますね」
 
「日本の暑さにやられたんでしょう、マオリは疲れてましたね、日本人も条件は同じだけど慣れてますから」
「次はジョージア戦、テストマッチです、観に行くんですか?」
 
「まさか、仙台のナイトゲームでは泊まりがけになります、仙台は行ったこともありませんし」
「これでジャパンの力が計れますね、どうも私は弱気すぎるんでしょうか?」
 
「ハハハ」
 
何時もおおらかなオールドラグビーファンさんと判官贔屓ラグビーファンのラグビー談義でした
 

 

 

得点経過はこちら

 

 

走り出したら止まらない、あのマオリ・オールブラックスの怖いアタックを封じたJAPAN XV

本当は、そこが一番の見どころでしょうか