公開を楽しみにしていた、

 

 

 

絶対、ここに観に行く!

グランドシネマサンシャイン池袋IMAXレーザー/GTテクノロジー

 

 

なにしろ、

普通のIMAX画角1.9:1

 

1.43:1の大迫力、グラシネのIMAX(仮称フルIMAX)

 

「大きいことはいいことだ」

と育てられた昭和世代ですから

 

 

しかし、アマプラで、

 

復習してみたら、こんなにかったるかったっけ?

で、

もうやめようかなあ、

原作は昔読んで、話は何となく覚えてるし、

と日和り始めたのです

 

 

でもフルIMAXでこれを見損なっていた

 

今年のお正月、「NOPE/ノープ」の二度目の復活上映に、

コロナの後遺症で出掛けられなかった

その怨み晴らしていない!

グラシネ行くべし!

 

 

我ながら、訳わからないモチベーションで行動しているなあ、

と苦笑しつつ観に行って、これはこれで正解でした


 

 

 

 

予言通りなのか、母ジェシカに操られたように、

 

アトレイデス家の後継者、高貴な白人ポールが苦悩しつつ、

 

理屈が通らない、すぐ刃物を振り回す、

原理主義者のアラブ人っぽい砂漠の民フレメン救済に立ち上がる

 

主だった高貴な方々は、善玉も悪玉も全部白人

(PART1で、ポールの父を裏切り暗殺する医師はアジア系)

 

 

SF古典「デューン」だから、

そんな話だから、そこは拘っても仕方がない

 

 

大画面、大音量の迫力

話もサクサク進んで、

ポールは父の仇も打ったし、卑怯な皇帝も跪かせた

端折り過ぎた気もするPART2ですが、

まあ、私が勝手に三部作と思い込んでいただけですね

 

そして、「砂の惑星」の次に続くでいいんだよね?

期待していいのかな?

 

皇帝の娘イルーランとポールは政略結婚をする

 

ポールの恋人チャニは、目の前で政略結婚したポールに、

憤然として背を向ける

原作をガラッと変えたこのラスト、面白い

 

 

さて、大画面の迫力を堪能した私ですが、

IMAX画角の、

1.9:1とフルがコロコロ変わるのは理解できません

同じシーンでもカットで変わる

顔のドアップでそこまで広げる?

 

PART1は普通のスクリーンで観たので、

そこはどうだったのか分かりませんが

 

 

 

先日、「オッペンハイマー」でアカデミー撮影賞を受賞した、

ホイテ・ヴァン・ホイテマが撮影した、


 

覆い被さってくるような夜空やあのスタジオの惨劇

 

 

「NOPE/ノープ」のメリハリの効いたフルIMAXの使い方と、

ついつい比べてしまい、

 

ジョーダン・ピールは、

 

面白い話を書くし、映画(絵)作りも上手いなあ、

と場違いな感想を書く馬鹿な私です