7月1日よりアマプラで無料配信

 

日本時間3月22日、WBC決勝戦、大谷選手がトラウトを三振に取ったあの感動的なシーンで始まった本作

 

 

まず、2021年12月2日栗山監督の就任挨拶会見、

そして、12月17日第1回選考会議と続きます

 

日本代表監督は「宝物をお預かりして勝つ」

「みんなが見ていて楽しめるチームにしたい」

「ドリームチーム」

「中心になる若手」「ベテランを支えてもらう」

「ダルや大谷、メジャーリーガーを呼びたい」

「選んだ選手は所属チームを通すのではなく、直接伝えたい」

監督、コーチ陣の熱い言葉が続きます

 

 

2022年7月29日第4回選考会議

日本人メジャーリーガーを出来るだけ早く招集したい日本チーム

そこに制限をかけたいMLB

議長席で俯きじっと考える栗山監督

 

栗山監督は交渉スタッフに、丁寧な言葉で、交渉の仕方を指示していきます

その場面を観ていると、

栗山さんは、監督というよりは、GMのように感じられます

 

 

2022年8月12日アメリカ視察

メジャーリーガーに直接思いを伝えるために、

栗山監督自身が海を渡り、スタジアムに足を運びました

 

 

その後も、

何度も会議を開いてコーチ・スタッフと意思統一を図り、

栗山監督自身が選手とじっくり面談してきた、

そんな様子が描かれていきます

 

 

2023年1月26日30人の代表選手発表会見

 

 

2023年2月17日宮崎キャンプイン

最初の全体ミーティングで、栗山監督は、

 

このチームが日本代表ではなくて、選手自身が日本代表、

一人一人がチーム全体を引っ張ってほしい、

そういう意味でキャプテンは置かない、

 

と、このチームの目指すべき姿を伝えました

 

 

 

練習初日、

練習球場に詰めかけるファンの多さに驚く選手、コーチ

 

栗山監督はダルビッシュに若手育成に協力を求めます

ブルペン、佐々木朗希にスライダーを伝授するダルビッシュ

しっかり成果を出す佐々木朗希

 

一方悩める村上宗隆や怪我で離脱する鈴木誠也

 

ついに、大谷翔平、ヌートバーが合流

“たっちゃんTシャツ“でヌートバーを歓迎するチームメイト

プレーのサインの多さに戸惑うヌートバー

 

強化試合対阪神戦

大谷のバットを折りながらの特大HRに度肝を抜かれる選手たち

ヒーローインタビューでファンにより一層の声援をお願いする大谷選手

 

 

ここまで35分

特に栗山監督の、世界一を目指し、困難に立ち向かい、自ら行動に移す、記者会見での丁寧な対応など、その姿を観ていたら、

 

この方の顔が

6月30日W杯後退任と報道された、

ジェイミー・ジョゼフ(JJ)ラグビー日本代表監督

 

 

W杯仏大会を目前にした今でこそ姿を見せていますが、

2019年W杯以降のJJは、海外遠征で成績を残せなければ、

藤井雄一郎強化委員長に、

記者会見を丸投げして母国ニュージーランドに帰ってしまう

 

何年も選手層が薄い、と愚痴をこぼし続ける

 

 

世界一を達成した栗山監督のこの真摯な姿を見ると、

 

2019年W杯日本大会では初のベスト8を達成したとは言え、

日本ではまだまだマイナースポーツのラグビー日本代表監督の、この姿勢はどうだったんだろう、と今更ながら疑問が湧きます

 

 

 

さて、WBC本番

私も、

ここからのゲームは全部リアルタイムで観てきたわけですが、

映画では折々のベンチ裏の選手の表情を見せてくれます

 

打たれた、怪我をした、そんな選手を慰め、激励する仲間

 

 

直近2大会で負け続けた準決勝、会場はマイアミ

そのメキシコ戦はまるでアウェー

「メヒコ、メヒコ」の大声援

先制され、追いつき、突き放され、それでも粘って1点差の9回裏

不調だった村上選手の逆転サヨナラタイムリー、6x-5

喜びを爆発させるベンチ

 

 

 

 

 

そして決勝、対戦チームはキューバに圧勝したアメリカ

ゲーム前大谷選手のスピーチ

「(アメリカ選手に)憧れるのはやめましょう」

 

HR2本づつ、3-2でリードした9回裏2死無走者

マウンドは大谷、打者トラウトは3回空振りしてゲームセット

グラブを、帽子を投げ捨て雄叫びをあげる大谷

マウンドに殺到する選手たち

 

 

 

 

 

テーマ曲、あいみょん「さよならの今日に」が流れます

 

 

 

トロフィーを掲げる

 

キャンプの様子

ゲームの振り返り

選手たちのインタビュー

 

最後まで、記者たちを気遣う栗山監督の姿

 

シャンパンファイトにはしゃぐ

 

様々なシーンが映し出されていきます

 

 

 

 

そして、エンドクレジットのその後

 

また、大谷翔平選手のラストの三振シーン

 

グラブを、帽子を投げ捨て雄叫びをあげる大谷

マウンドに殺到する選手たち

 

胴上げも終わり、みんながマウンドからはけた後、

大谷は、不安な表情で「俺のグローブは?」と一平さんに声をかけて、お話は終わります

 

 

 

 

 

映画館での上映は終わってしまいましたが、

Amazonプライムに加入している、

スポーツに多少でも興味のある方、

「プロフェッショナル 仕事の流儀」がお好きな方、

「情熱大陸」のナレーター、窪田等さんがお好きな方に、

お薦めしたいドキュメンタリー映画です