「慰めの報酬」(2008年)

これって「カジノ・ロワイヤル」の続編だったんですね

但し監督は変わっています

 

 

 

上映時間は106分と短め

それなのに、カーチェイスやら銃撃戦、

屋根の上の追っかけっこに時間を取られ過ぎ

ボンド撃たれ過ぎ、でも当たらない

物壊し過ぎ

カット割も細か過ぎて酔いそう

テレビ画面でホントよかった

 

ご都合主義の展開

ボンドが殺しても、次の手がかりが向こうからやって来る

 

 

この文章も「〜過ぎ」が多過ぎ

 

 

これいる?

「ゴールドフィンガー」のオマージュ?ベタなシーン

MI6からボンドを迎えにきただけのストロベリーの最期

 

シャーリー・バッシーの

"ゴ〜ルド フィンガ〜〜  ♪“ってよく覚えています

 

 

 

 

敵役グリーンは可愛過ぎ

 

この方を思い出しました

 

 

グリーンの表の顔は環境保護団体の代表

喧嘩は弱い、でも残忍

金で軍人を操り、裏で儲ける

 

英国大臣にも敵とは思わせない

 

 

ニュータイプの悪役でしたが、

武闘派過ぎるボンドにあっさり捕まるわけにもいかず、

火事真っ盛りのホテルで二人を格闘させ、

更に、

トラウマで固まった、ボンド・ガールのカミーユを、

ボンドが火事場から救い出す鬱陶しい展開で間を持たす

 

 

 

やっと捕まったグリーンは情報を残らず吐いた後、

水筒代わりに掌サイズのオイル缶を持たされ、

砂漠に放り出される

 

 

その後、オイルを飲んで頭に二発打たれた死体で、

発見されたらしいグリーン

 

 

ボンドの仕業?

 

 

これ、グリーンは組織に消された説が有力なようですが、

そこまで見てたんならボンドを先に消せよって思っちゃいます

 

アクションもの、時代劇

狙われない主人公、あるあるですね

 

 

 

さて、

「ボンドは殺し過ぎ」

Mの感想はその通りなんですが、

そこまで放置、好き放題やらせたのもM

 

 

最後は、

前作で亡くなった恋人ヴェスパーの仇を無事捕まえ、

ボンドはMI6に無事復帰

 

恋人の思い出のペンダントを捨てて立ち去るボンド

“もう恋なんてしないなんて"心に誓ったのでしょうか

 

 

 

 

 

 

本作の監督はマーク・フォスター

 

 

ハル・ベリーが非白人女性として、

初めてアカデミー主演女優賞を獲得した映画、

「チョコレート」(2001年)の監督です

暗く切なく、でもいい映画でした

 

 

 

 

 

アクション映画は初めてだったんでしょうか

だから、あんな張り切った映画になったんですかね

 

 

その後、

「ワールド・ウォーZ」(2013年)も作ってます

これは面白かった

定期的に観たくなります

 

ゾンビが全速力で走って襲ってきます

 

権力にいいように小突き回されながら、

ブラッド・ピットが知恵と勇気でゾンビ退治に奮闘します

 

 

 

 

 

話がずれました

 

ダニエル・クレイグの「007」

WOWOWにて一挙配信、だそうなので、

引き続き観ていこうと思います