越乃寒梅 乙焼酎(古酒)
昨夜、緒方主幹と大分入りをしました。大分は、私の故郷です。仕事とは言え、やはり実家に帰ることができるのは嬉しいことです。大分空港から大分市内に向かい、母と合流して、行きつけの「味どころ五條」に直行。私の家族だけではなく、緒方主幹も、ここの御主人「さぶちゃん」が大好き。ホッと一息つけるところです。 店に入ると、今日は、とある会合に出掛けていて居ないはずの父の顔が。「五條」でその会合が行なわれていたようです。すごい偶然。娘の姿を見つけた父は、二次会には行かず、カウンターに座る私の隣に。酒飲みの父と杯を交わすのは好きですね。物知りなので、いつも新しい知識をくれるし、勉強にもなる。突然父が「越乃寒梅は知ってる?」と聞いてくる。銘酒だから、「もちろん知ってるよ。飲んだこともあるよ」と答えたところ「越乃寒梅に焼酎があるのは知ってる?」と驚くことを言う。全く知らなかったので聞くと、越乃寒梅の大吟醸の酒粕を使ってつくられる焼酎があるとのこと。新しい情報に触れたら興味津々で、もっと知ってみたいと思うし、それがお酒なら、一口飲んでみたいのは当然です。「そんな珍しいお酒、飲んでみたいなぁ~」とつぶやいたら「実は目の前にあるんだよね」と父。目の前を見ると…… 最上段に「乙焼酎」とあるのが、それです。 私のために用意していてくれたのね~と目を輝かせ、このお酒の味を想像しながらうっとりしていたら、「これは、今度友達と飲むために置いてあるんだ」と自慢げな父。「だから、飲ませてあげられない」とショッキングなことを言う。しかし、もう引き下がれず、なんとか交渉をし、「1杯だけね」ということで、一緒に飲むことになりました。 調べてみたら、「超幻の焼酎」と言われているようですね。大吟醸の酒粕を原料に、出来上がった焼酎を原酒の状態で10年以上熟成させて出荷するらしい。年間わずか数百本しか生産されないんですって!!市販される粕取焼酎の中で最も美味しいお酒とも言われているみたい。こんな素敵なお酒は、やはりロックでいただきます。度数は40度ですが、これがきつくなくて、滑らかなのです。香り高くて、上品な味わいもありました。ある程度飲んで、水割りにしてみたら、今度はまろやかな優しい口当たりに変化。香りは最後の一滴まで、まったく喪われず、楽しめました。至福の1杯でした。父はどうやってこのお酒を手に入れたのだろう?かなりハマりそうです。10年以上も熟成させて、大事に大事につくっておられる生産者さんに心から感謝したくなるお酒でした。ごちそうさまでした!