来年の春
鳴門市瀬戸町で
藍染め工房を開くMakikoです
クリスマスの日に
大谷焼の甕
一石五斗
約300リットル
が、私の工房にやってきました
近所の見守り隊の皆さんに
見守られながら
森陶器の森さんとスタッフの方のお陰で
無事工房の中に
配置されました。
私が購入した藍甕は、
徳島県鳴門市にある
森陶器さんで作られたものです。
徳島と香川の粘土を使っているそうです。
寝ロクロと呼ばれる方法で
形を作っていきます。
寝ロクロは
二人一組で行い
1人が寝て足でロクロを回します
もう一人が甕を下の部分から成形していく
伝統技術です
かめの大きさは、
高さが約1メートル
直径が約80cmぐらいです
寸胴の形を利用して
広げたままの布を真っすぐ降ろして
染める事が出来るので
便利な形です
大谷焼の藍甕が
藍染めにとって必要不可欠で
昔から共に産業として生きてきたのには
理由があります
甕の口の部分は
液を撹拌しても
外に漏れないしくみになっています
またカメの口の部分の面積は
甕の容量約300リットルに対し
とても狭いです
ですから、大容量にも関わらず、
藍液が空気に触れて
酸化してしまうのを防いでくれます
他にも
土でできているので
通気性、保温性にも優れています
今は
便利な形の容器もありますが
私は
藍染めを大谷焼と共に
これからも残していきたい先人の知恵として
考えています^_^
微力ですが
工房にいらっしゃった方には
藍染めと合わせて
大谷焼のお話しも
丁寧に
お伝えしていきたいと思います
最後までお読みくださり
ありがとうございました