キモい空想話です。気持ちのいい話ではありません。読まなくていい話です。

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ある魔女は魔女狩りにあい、時の絶対的権力者によって悪魔認定され処刑された。

処刑場は町の広場。後ろ手に縛られて、広場の真ん中に立てられた棒に括り付けられている。

目の前には権力者たち。そして市民が周りを取り囲んでいる。

魔女が処刑される。それを止めようとするものは誰もいない。権力者たちの顔からは笑みがこぼれ、市民たちは"魔女という名の悪魔"の処刑を今か今かと待ち、魔女を口汚く罵っている。石を投げつける者もいる。

今まさに命を奪われようとする魔女は微動だにしない。その理不尽な暴挙に抗いもせず固く口を閉ざし、ただ静かにそこに座っていた。

彼女は心の中でこう呟いていた。

"私は魔女であるが悪魔ではない。悪魔はお前たちの方だ。己の地位と名誉と権力を保持する為に、罪のない者に罪を着せ、その命を奪おうとするお前たちこそ悪魔だ"

"しかし今はこの暴挙を甘んじて受けよう。いつか必ずお前たちの方が悪魔だったと暴かれる時が来る。覚悟しておくがいい"

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そして火が投げ入れられた。

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魔女は悶え苦しんだ。

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命のともしびが消え去ろうとしたその瞬間、彼女はカッ!っと目を見開き、絶対的権力者に向かってこう叫んだ。

"お前の一族全てを滅ぼしてやる!末代まで呪ってやるからな!覚えておけ!"

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魔女は最後の最後で呪いの術を使った。悪魔に魂を売ったのだった。

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@sachitakekoshi.0904
@happy.entertaiment
@spiritualmessenger_rumi

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