今回はインレットの側でロッドを出した。いつもの通りに流すと、やはりいつもの通りにウグイが釣れる。これは想定のこと。このウグイのアタリの中から本命のアタリを待つ。


1時間ほどした時、引き込まれたアタリにアワセるとロッドがウグイとは違い横に走り抵抗する。大きくは無いので、口切れしないよう丁寧に対応した。そして最後はゆっくりと、慎重に引き寄せると、やはり釣れたのは35㎝ほどのニジマスだった。次もと期待したが、後が続かない。また活性のあったウグイもスレて来たらしく中々反応しなくなった。一番嫌な沈黙の時間が訪れた。


1匹目から4時間後、風向きが変わったので、少し遠投し湖岸から30mほど離したところにインジケーターを投入。しばらく立つと漂っていたインジケーターが水中に勢い良く吸い込まれた。アワセを入れるとロッドが大きく曲がった。激しく動き回り抵抗するこのファイトは待っていた本命の引き!


このニジマスは3度ジャンプし、ドラグを何回も引き出した。バレ無いことを願いニジマスの動きに合わせ態勢を替えたりロッド操作で対処する。・・・このハラハラドキドキする緊張感が堪らない!


無理しないようゆっくりと慎重に対応し、最後はゆっくりと岸へズリ上げた。・・・52㎝




この後も頑張ったがニジマスは出ずウグイのみ。それでも狙っていた50オーバーが出た楽しい一日になった。