あっ!
と言う間に、2ヶ月が経過した。
リアル彼氏くんと別れたカピ子は、暇つぶしに「トップトップ」なるアプリをインストールなさる
IQ69の娘カピ子は、それはそれはもうどっぷりと
このアプリに浸かりきった。
通話しながら複数人とミニゲームで遊べる
一日24時間、常時誰かがゲーム内に滞在し、
「だれか〜 あそぼ〜」
と声をかけてくる、、、
ええもう。
カピ子がハマらないわけがないわけ
ハマりましたよ
どっぷりどころか、24時間ぬるま湯の温泉に浸かり続けているくらいに。
週4〜5、1日4.5時間勤務のレジバイト以外の時間は常時トップトップに入り浸ったわけ
ろくでもない事がはい、起こりました
もうね、もう詳しくは記録しないできないしたくない
現時点ではとりあえず解決したものの、思い出すとヘソで茶が湧く(訳:はらたつ)
あほあほマンカピ子がやらかした内容は2つ
①アプリ内のミニゲーム(ビンゴゲーム)に35000円使った(バイト帰りにコンビニのプリペイドカードを買って課金していたらしい)
②アプリ内で知り合った「自称母子家庭貧乏中学3年生男子」に、30万貢いだ
の2点である。
「自称母子家庭貧乏中学3年生男子」は、
(⚠️カピ子はそう信じているが、ねこまたは成人男性がそう演じているだけではないか、と想定している)
靴がボロボロなのに親が貧乏だから買ってくれない→5000円貸して
友達達はみんなで遊びに行くのに、僕はお金がないから行けない→4000円貸して
誕生日なのにプレゼントをもらえない→1万円
という風に、お涙頂戴作戦で皆にたかっていたようだ。
ええもちろん、誰も彼にお金(PayPayで送金)は貸さない。だって絶対に返ってこないから。
誠に残念な事にカピ子はあほである
それも、心優しいあほなのだ
カピ子は、来年から進学する予定である製菓専門学校の学費を貯めるべく、一生懸命に働いていた
扶養内で稼げるギリギリの時間を働き、コツコツと貯金をしていた。
いつものように、カピ子をバイト先に送る車内で、本当にたまたま貯金額の話になった時に、ねこまたお母さんがカピ子の怪しい言動に気づいたのだ。
「絶対に怒らないから本当のことを話すべし」
この約束を軸に、カピ子は洗いざらいを告白した。
ねこまたの目玉は飛び出て地球を一周🌏
平均IQが69で、ピュアな子どもみたいなもので、騙されやすいカピ子だとは思っていたけれど、
まさかまさか、そんな事になっているとは思いもよらなかった。
せいぜいゲーム課金だけだと想定していた自分を呪いたい
何せ金額が大きい。
緊急家族会議を開催し、もろもろの現状をカピ子から聞いた。
カピ子がPayPayから「自称母子家庭貧乏中学3年生男子」に送金した金額は、1ヶ月のうちに30万弱に及んだ。
私が稼いだお金やねんから、私が自由に使って何が悪いの?
と、彼女は言った
正直に暴露すると、
あ、もうこの人と家族でいるの無理かも
と思った。
カピ子は18歳、成人である。
もう、全責任と自由をカピ子に渡して、たとえ破滅の道を歩もうと、彼女を放棄したいなと思った。
だがしかし!
だがしかし彼女は私の娘なのだ。
ねこまたは、自分の思考をシフトチェンジすることに全力を出す事にした。
彼女は死ぬまで7歳なのだ。
きっと本当に、本当に相手の嘘がわからないだけなのだ
落ち着けねこまた
彼女は騙された側であって、人から金を騙し取った側ではない
騙し取った金を使って、笑って豪遊するクズでもない
騙されたのは、カピ子がただあほあほマンだったからだ。
そして今回の出来事は、
カピ子が、困っている人に頼られると、つい助けたくなってしまうという、優しい女神のようなおなごである事が証明されたに過ぎない
、、、、だだ!
気をつけないとカピ子は、可哀想なふりをするホストにお金をあげるために、自分の体を売るタイプの人間になる可能性を待つ人間である事も証明された。
今、成人を超えてしまったカピ子のために、母ねこまたが出来ることは、、、スマホを解約するとか、カピ子の自由を奪って閉じ込めるなどではない。
あれ?なんか変だぞう??
と、カピ子が不安になった時にすぐに相談できるくらい、カピ子からの信頼を得る事だ。
きっと、今がまさにそのチャンスなのだ
このチャンスを逃してはいけない
飛び出た目玉が地球を一周して、
泥沼のどん底まで気持ちが沈んだねこまたに、もはや怖いものなどない
脳みそフル活用して、カピ子を騙せ
「これからはお母さんにすぐに相談するね」
と、カピ子に思わせるのだ。
ねこまたは、褒め褒め作戦→泣き落とし作戦→叱咤激励作戦の順番でカピ子の心を攻め落とす事にした。
①今回の事は、カピ子もショックやと思う。騙されたけれど、カピ子はただ優しい気持ちでお金を渡していただけやから。
カピ子が、他人が一生懸命に稼いだお金を騙して奪って、「騙される方がアホやねん」って笑って使う方の人間じゃなくて良かった。
↓
②埴輪父とお母さんは、カピ子が来年から専門学校に行けるように、毎月50000円を追加で貯金している。
歯を食いしばって、しんどいのを我慢して普段より多く働いている。それは、カピ子が本気で製菓の専門学校に行きたいと言って、カピ子も本気でお金を貯めてたからや。
その大切なお金を、こんなにたくさん詐欺師に渡してしまって、お母さんは悲しい!うえ〜ん(号泣)
なんで!なんでお母さんは気づかへんかってん!お母さん失格や!!カピ子が一生懸命働いたお金がなくなってしまった!もっと早くに気づいてあげられたら、こんな事にならんかったのに!!うえ〜ん
↓
(ここらへんから、カピ子も反省しはじめてうるうるし出す)
↓
③お母さんは怒ってる。カピ子がお金を渡さなければ、その中3の男子は犯罪者にならずにすんだのに!
カピ子は18歳で大人やから、本当は、
「こら!人を騙してお金を取ろうとしてはいけません!!」「自分で働けるようになるまで、欲しいものは我慢しなさい!ダメ!」「それは犯罪や!詐欺罪で捕まったら、君の人生が壊れてしまうよ」
って言ってあげなあかんねん。
何を詐欺師の手伝いしてるねん。
カピ子は、1人の少年を犯罪者の道にすすめてしまってんで?
他人が汗水流して働いて稼いだお金を、簡単に騙し取って笑って使うような人間は良い人でも可哀想な人でもない。
そんな人間は「友達」じゃない。本当の「友達」に失礼や。「友達やねんから貸してくれるやろ?」って言うな!!ふざけるなよこのクズが!やで?
ここでようやく、カピ子の「友達やから」の洗脳が解けた。
ここでようやく、カピ子はねこまたの話に耳を傾け、ねこまたお母さんは敵ではなく味方なのだと、認識を変えた。
作戦は成功だ
ああ疲れた
カピ子が働いて稼いだ30万はもちろん戻ってきていない
「30万取り返して来てあげるから、交通費四万円PayPayで送金して」
と言ってくるフレンドも数名現れた
(↑このタイプの詐欺には、ねこまたがチャットにしゃしゃり出て、一網打尽にした)
今回の件で、カピ子は自分は騙されやすいタイプなのだと認識する事に成功した。
そして、自ら銀行の通帳とカードをねこまたに預けてきた。
世紀の大発明!のように目をキラキラさせて宣言したカピ子の顔は、とっても可愛いかった。
と言った。
今カピ子は、スーパーのレジで稼いだお金(銀行振込)は全て貯金している。
ねこまたお母さんのお店の手伝いをしてもらう現金だけ、手元に置いて自由に使っている。
ビンゴゲームの課金に使ってしまった35000円も、詐欺人間に渡してしまった約30万円も、ちゃんと「お小遣い帳」に記入していた。
カピ子はあほである。
グレーゾーン人間がきっと、あほなのである。
きっと、ねこまたが想像する以上にあほでピュアで、困っている
脳みそは一生同じ脳みそだから、カピ子は一生あほである
それでも、
人生の経験は積み重なると信じているし、積み重なると知っている
成人を超えたカピ子に、母ができる事は、
あほで騙されやすくて心が優しいこの女性を、犯罪者に加担せずに生きていけるように、目と耳をくばる事
いつだって相談できるポジションにいる事
これくらいなのかもしれない。
やれやれ、本当につかれたわい
スマホがこの世に普及していない時代に、産んで育ててあげられたら良かったな
と、毎度の事ながら思ふ
カピ子に引き続き、猿くんもお店を手伝えるようになった。
ねこまたのバイクの後ろのシートにつけよう
梅雨が始まる前に、バイクカバーを買わねば
新しいのがほしい


