2025年が幕を開けた。
前回の記録から間も無く1ヶ月がたとうとしている。


とおっしゃっていたカピ子ではあるが、どの仕事も人手不足が否めない昨今であるからして、あれよあれよといううちに週に4日の勤務となって現在に至っている。
早朝7時から9時までの2時間
ポジションはお肉コーナー
カピ子は、起承転結をつけて説明をするのが非常に苦手なタイプの宇宙人なので、
カピ子がどんな仕事をしているのか、はてさてさっぱりわからない



などなど、新しい仕事を教えてもらうたびに、鼻をたか〜くして身振り手振りを交えて教えてくれる。
足でガコガコして熱いところでくっつける
って、なんじゃらほい?と思ふ。
きっと、お肉売り場に並んだ肉トレイの裏側にピチっと張り付いたラップの事を言っているにちがいない。
仕事は難しいか?と問うと

と答える



と言いつつ、洗濯機を回して干して畳んで片付ける家事業務も、おサボりする事なく毎日こなしてくれている。
控えめに言っても、
今のカピ子は神。
もう名前、神ピコに変更しよかな
いつだってベットに寝転んで、ずーーーーーっとスマホを見ていたへそ天カピバラ娘の姿は、
今はもう、ない。
、、、、というのは真っ赤な嘘で、コタツに足を突っ込んでカピ子はへそ天でスマホを見ている。
まさに今ここで。
スマホ中毒的であった思春期反抗期闇期カピ子と違うのは、
今の神ピコは、やる事をやってから空いた時間にスマホを楽しんでいるにすぎないのだ。
ここ最近のカピ子の姿を観察していて思う、、
どうやら、平均IQが71(病んでいる不登校時に測定)で、
文章ベースで物事を理解&記憶する事がめっぽう苦手で、
先読みしてテキパキと行動したり、
他者と阿吽の呼吸で物事を成し遂げる事ができないタイプのカピ子にとって、
スーパーの早朝品出しという仕事は、非常に働きやすい職種であるのではないか??
と、、、、。
働き始めて間も無く1ヶ月を迎えるのだが、彼女から「辞めたい」という言葉はついに一度も聞く事がなかった。
いやむしろ、スーパーで働き始めて以降彼女のやる気はメキメキと上昇している(←空回る事はない)、
突然、悲劇のヒロインが彼女に降臨したり、
突然、人生にやる気を失ったり
突然、わたしなんて価値がないと泣き出したり
、、、そんな事が一切なくなったのだ。
今カピ子は、
通信制高校を卒業してから行ってみたい専門学校の体験会に、自分で勝手にエントリーしてはひとりで参加してきたり、

などと言って、電車で片道1時間の大都会へひとりで馳せ参じ、ひとりディナーを楽しんで早い時間にご帰宅なされたりしている。
今のカピ子にとってちょうど良い活動量
というのが、いかに大切であったのかを深く深く感じている。
通常学級に通いつつ習い事もさせていた、小学校や中学校の頃のスケジュールが、彼女にとっては非常に重篤なキャパオーバーであったのだ。
世間一般の大多数の子どもが普通に(いやちょっと無理をして)こなせる容量は、
カピ子にとってこなせる容量ではなかった。
キャパオーバーを継続し続けた人間の末路はあの世だ。
2025年の今、元過干渉ポイズンヘリコプターマザーねこまたは、本当の本当の本当に、心底あの時のカピ子が不登校になってくれて良かったと思う。
不登校の神よ
ありがとう
本日カピ子は、お肉コーナーの代表さんから「カピ子ちゃん仕事も慣れて来たし、働く時間を増やすか働く日数を増やしてくれない〜??」と相談を受けたそうだ。
邪魔
同じ班になりたくない
カピ子ちゃんと遊んでも楽しくない
と、阻害される事が多かった少女であったカピ子
いつのまにか仲間はずれにされてしまう事が多かったカピ子
彼女のこれまでの人生で、他者から求められる事があっただろうか??


と悲しんでいた、ちびカピ子の悲しい瞳を思い出す。
目の前にいるカピ子の瞳は明るい
少しの自信と、大きな喜びで満ちている
一気に働く時間を増やしたら、前回のようにしんどくなってしまうかもしれない
たがらひとまず1時間
毎日1時間ずつ働く時間を増やしてみよう
無理なくゆっくり、細く長く、、、、。
カピ子のIQが、突然高くなったわけではない。
人生経験を積んで、学力が上がったわけでもない。
「メイク専攻」と記入するつもりが、「メイリ専攻」と書いちゃっているくらいに相変わらずのおばかちゃんだ。
春から復学するための書類への記入だって、これでもかというくらいに間違えたし理解できなかった。
今の神ピコが100点満点のテストを受けたとしても、きっと7点だろう。
たとえそうだとしても、今カピ子は急成長を見せている。
テストやIQでは測れない部分。その部分がニョキニョキと伸びている。
「この人のゆく末は、騙されて悪い事してテレビのニュースに出るか、ニートくんに違いない」
と、
何度カピ子の未来を嘆いた事だろう。
何度壮絶な怒りが沸いただろう。
何度、心が割れそうな虚無感に襲われただろう。
今だって、上記の3点が脳内を占める事はある。いっぱいある。
もうこの気持ちは、「宇宙人キッズ育児の三大おまけ」と名づけたいと思う。
グリコのおまけとは違う、もらってちーーーーーーーっとも嬉しくないやつだ。
いらん、むしろいらん、くしゃっと潰してポイっと捨てたいわ。
それでも、人は進化するのだ
適材適所。
そう、きっと、適材適所なのだ。
間も無く17歳を迎えるカピ子は、
14歳のカピ子よりも。ずっとずっと成長している。
平均的な17歳よりも幼いと嘆く事に、何の意味があろうか。
信じろねこまた。
宇宙人カピ子を。
そして、ゼニを出せ!!
(現時点のカピ子さんが通信制高校卒業後の進路に選んだ先が、目玉飛び出るくらい高額な件は、今後記録したいと思う)
このワンピースの上にセーターを着ても素敵。
紺色も買ってしまった
ねこまた、ジョブチェンジをした。
通勤の時に使うリュックもポチり
猿くんの送迎時に車内で寝るためのもの。
足まですっぽり包まれるので、毛布で寝るよりも暖かい
毎日はいてる。
バイク通勤だって寒くない!
めちゃくちゃ美味しい
幸せの味
クラブ活動におすすめ
手がはいるので底が洗いやすい!!