20年近く前に痛風専門外来の先生に出会ってからは痛風発作無く過ごせています
適切な治療(お薬の処方)は本当に大切です。
これはどの病気にも言える事でしょう。
さて、専門外来の先生に会って最初は
『体に合った薬と投薬量を探りましょう』
って事でした
痛風には大まかに2種類
・尿酸の排出は出来ているが体内で尿酸を大量に作り出す人
・作り出す尿酸は大量では無いが排出がうまく出来ない人
自分はこのどちらのタイプなのか?
自分に合った薬は?その量は?
を先ず調べます。
処方された薬を飲みながら月に一度の血液検査や尿検査、家でも尿のpHを計測。
薬の効果は出ているか?
薬が効きすぎでは無いか?
こうして自分に合った薬と量を探してもらいます。
皆さんそこまで調べられましたか?
「痛風ですね。はいお薬○○○○出しておきます。無くなったら取りに来てください。」
程度じゃ無いですか?
たまたまそのお薬が合うタイプの方なら良いですが、そうじゃ無いと何の治療にもなっていないって事ですよね。
それでは痛風発作を繰り返します。
私は2種類の薬(一つは尿をアルカリ性に傾ける薬)を服用し、20年近く痛風発作は起こっていません。
好きな物を食べ、ビールも飲みます
年齢的に毎日の飲酒はしなくなりましたが…飲食で我慢することは何もありません
中には薬を飲まなくて良い軽度の方もいらっしゃるでしょうが…基本的に薬は一生飲む覚悟は必要です、薬さえ飲んでいれば何も気にせず自由に飲食し過ごせるのですから苦ではありません。
医師に相談せず薬をやめたり、素人自己治療法なんてもっての外です。
痛風は悪いものが体内で知らぬ間に蓄積されある時爆発する病気です。
痛風は腎臓を悪くする病気、爆発が痛風発作ならまだいいですが、腎臓がやられてはたまりません。
痛風同士の皆さんは、そうなる前に痛風専門外来に是非行ってください。
行って欲しい、お願いでもあります。
因みに「痛風にはビールが駄目」と言いますが、先生によると…
『ビールが原因で痛風になったのを見たのは1人だけ』
との事でした
(20年前の話です)
〜続く〜かな?