私と旦那様の事

結婚は2021年11月。私48才、旦那様49才

旦那様初婚、私再婚。


出会ったのは、中学生のころ 同級生

その頃はマンモス校ということもあり、あまり接点はなくなんとなく知っているだけだった


次に出会ったのは、共通の友達(同級生)がやっている居酒屋さん。24才の頃で私は離婚していた


そこから何度となく、みんなで一緒にボード行ったり、キャンプしたり遊んだりして、行動力と、優しさと、一生懸命なところと顔がとても素敵な人だった

そして、たぶん私が好きになった


20代、私は子供が居たから、再婚するとかはあまり、その時には考えてなかった

旦那様の父母も健在で、長男の結婚&孫に期待していた

旦那様も仕事バリバリして、勢いにのってた。


30代、色々あった。お互いの家族の事とか考えて、付き合う事はなかった


何年かに一回、お互いに嫌な事や悩みがあると、連絡とって飲みに行ったり、釣りに行ったり

そんなこんなで、一番理解ある友人だったし、趣味も似ていた


お互い長年おつきあいしているパートナーが居た

私達は、その頃はあまり連絡はとってなかった

年賀状のやりとりくらい


お互いにパートナーとは結婚には至らず46才


たまたま、元気?のLINEしたら、旦那様の父様が亡くなられた報告された。


次の年、落ち込んでた私が最近どう。私は最悪。貴男は?って連絡したら母様が亡くなられた2日後だった。なんだか、私が励ます方に回ったという感じだった


昔から、そんな感じで旦那様の人生の節目には必ず絡んでいる


一人ぼっちになった旦那様を放っておけず。「貴男の最期を私が看取りたい」と、私からのプロポーズ


そして晴れて結婚


40代後半、1年半にて2人だけの新婚生活の幕が閉じる、2023年2月、旦那様の食道癌が見つかる。

こんなに早く看取るという言葉が現実味を帯びてくるとは思いもしらず、生活は見事に癌に脅かされ、憎っくき癌さんとも一緒に同居することに

毎日、旦那様を横取りされるかもしれない不安


こうして今は、私達夫婦と癌さん


1個だけ思うことは、旦那様を好きな状態のまま病気が見つかったから、悲しいけど、良かったと思う 。


 体調の方は、放射線治療の副作用で鎖骨辺りが真っ黒になって火傷のように皮がめくれてきた。

大判のガーゼをあてて服に擦れないように寝てる。食べ物も回数分けて少量ゆっくりお粥。