ABU Cardinal 33改 スプール比較 | Freshwater.com

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Cardinal33用のサードパーティー製スプール第2弾です。
 
 
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リセントALスプールに続きまして、今度はAvailの浅溝スプールCD490を入手しました。製品型番の通り、4lbラインが90m巻けるタイプとなっておりますが、まだラインを巻いてのテストはしてません。
材質はジュラコン削り出しで、リセントに比べると軽量に仕上がってます。
 
 
さて、外観の比較をして色々と考察してみたいと思います!!
 
 
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まず一番のポイントはこの樽型です。
平行巻きチューンをした場合、カーディナルの内部機構上、どうしても巻き方の偏りが発生してしまいます。スプールの前方と後方が少しだけ盛り上がるような巻き形状になるんです。
多分ですけど、これを解消するために樽型にしたのではないかと思います。(違ってたらゴメンナサイ)
 
そして次のポイントはスプールエッジの形状です。
シマノのAR-Cスプールのようにエッジに傾斜が付いていて、純正スプールより径が大きいです。傾斜角はライン放出の抵抗を低減するためなのかな!?
また、平行巻きの効果も出るのかもしれない・・・。
 
 
3種類の比較画像です。
プッシュボタンが滑らかなのはAvailですね。リセントもボタン周りに一部傾斜を付けていますが、ナイロンのような柔らかい素材のラインを使った場合、ここに巻かれる場合があります。
 
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Availと純正の比較。
下側のエッジの高さは大体同じぐらい。
 
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リセントと純正の比較。
リセントのエッジ下部が少しだけ高く、しかもラインの巻かれる幅が狭いことが分かります。
 
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Availとリセントの比較。
リセントの下部エッジが極僅かに高い。
 
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今度はリール本体にセットしたと仮定して比較してみます。
同じ高さの台座(ミシン用アルミボビン)に乗せて撮影しましたが、スプールシャフトピンが入る部分の切り込み量がそれぞれ違うかもしれないので厳密に言えば誤差はあるかもしれません。
 
Availと純正はスプール下部のエッジの高さは同じぐらいでした。
 
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リセントと純正は、リセントの方が低い結果。
スプールピンセット位置の誤差を考慮しなければ、リセントスプールを装着するだけでも平行巻きの効果が得られる理由が分かります。
 
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実際にラインを巻いてみないと分かりませんけど、Availスプールのフロントエッジの傾斜角がライン巻き始めに良い方向(平行巻き)へ効果を出しそうな気がします。
上手く説明できませんが、傾斜が付いていることにより前方の巻きが密になって平行巻き方向になるような・・・!!
 
 
それと、Availスプールの精度はかなり良いです。リールにセットしてみたら一番ガタつきが少なかったからキラキラ
 
 
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純正Likeで違和感ありませんグッド!
 
ライン巻いてテストですね