ゴースト の ゴースト-120410_1648~0001.jpg



なんつうんですかね

軒先に置いた小皿んとこ

明らかに
よく来る猫が
いるわけで

その子は
(でもたぶん若くはないな)

手を近づけると
「ファーッ」
って
威嚇するんだけど

そんなに
逃げない。

あと
じぃぃっと
まるで宇宙人を
見るみたいにわたしを見ている。

わたしは
猫が見るのに飽きるまで
待ったりする。

なんなら顔に慣れてもらおうと
メガネ外してみたりする。

(まだ花粉が飛んでるから
夜中にくしゃみが出たりする)


試しに
手のひらから
マグロのたたきみたいなのを
あげようとしたら

猫パンチで
叩き落とされました。
あと爪も思いっきり出してたから血ぃ出たりもする。


しかしまあ

去り際に
ぬぅぅぅん

伸びをしてから帰ったりとかね?

こないだも
ごはんあげて
食べ終わってんのに
こっち見てるんで

こちらも
ぼーっと
待って(わりと至福)
たら

わたしが近くにおるのに
しっかりと座り
(前足も後ろ足も体にたくしこむ座り方ね)はじめて

ちょっと眠くなったみたいで
目ぇつむっちゃったりしてね。

(でも触られないようにと眠気とたたかっている猫)

いやあ

いいねぇ。


しかし

この子が

鳴くのを
聞いたことがないな。

ファーッ

ってのは

聞いたけどもさ。





きらきらが目に染みる

見えない欲しいものもあるのに見えないからいつも見損なう
負ける

イェイ

イェイ


たとえばよ

性欲の存在感が大きすぎると感じるとき
「愛」って言葉に後ろめたさを
感じたりするのだろう

下手すりゃよ

性欲がもっと当たり前にすべてをやらかくねじ伏せているのに気付かずにいれるとき
躊躇せず「愛」を口にできるんじゃないかい?


ちょうどいいさじ加減
ちょうどいい肌心地を

求めざるを得ないって 事実がすでに
えぐいことなんだよ。


自分が抱えてるものと
付き合うことにしたらば
えぐさと踊ることになる。

踊らせる。


「いっそ殺してくれ」と

「キルミーキルミー」と

こぼすそいつと

泣きながら踊れ。


ラブミーの代わりに

ラブミーの代わりに















軽く軒先で
待ち伏せされてるよ
猫に。


こないだ
安いながらも

生のまぐろ

出したからだな…


手を近づけると

「フーッ」って威嚇するくせにさ
立ち去らないのよね。

待ってんの。

まあ
いいけどね

むしろ
嬉しいけどね。


そうですよ。

近いうちに
買って来ます。

いやじゃないです。

全然
かまいやしません。

こう

生きてるってかんじがするね!