着いて降りる
細長い
プラットフォーム
できれば
そこを歩くとき
めきめきの
するするに
バージョンアップされたさりげなさげな
女の子の
答え合わせみたいに
ちらと
たしかめたい
顔。
つまり
見たいのだけれど
それと
おなじくらいの
時間を使って、
ホームの床に
丸められた
紙くずをも
ちゃんと
見たい
気がする
壁にぶつかる
とくに興味もない
小さい羽虫の
飛び去る軌道をも
あてもなく
目で追って
みたい
気がする
それってつまり、
なんちゅうか
あれだ
閃き、
そこにある
かも
しれない
閃きの冷酷さを
見逃さないように
するかのごとく
だ。