さてね。

あてになりゃあしないなあという トーンから始めたい。


けっこう昔の記憶。
会話の印象が残っていて。
でも いつ頃だったか どんな場面のどんな相手か おぼろげなんだけども。
たぶん何かのバイトかなあ?
初対面に近い状態で、こう、世間話を重ねていくような(しかも僕はそれを楽しんでなかったですね)状況だったと思います。
会話の相手は男子で、(向こうが)バイト先に入ってきた新人かなにかで、僕はたぶん彼より年上とかで「まあそういうのもどっちでもいいや」という心境で
僕はそこに居たと思うんだけどね。

なんかさ
彼はさ 会って間もない 僕に向かって言うわけさ。

「似てますね!」
って言うの。
いわゆる芸能人の名前を挙げるわけさ。
(誰だったかね)
「なんか桑田佳祐にちょっと似てますね~!」とか
言うんだ、彼は。


まあ あからさまに似てたらば それはそれで納得するんだけどもさ (その時以来言われていませんけどね)、微妙なんだな。
なんて返事したか覚えてないけどね。

や、
引っ掛かったポイントはいくつかあるんですが、
まずは 彼が
『リップ・サービス』のつもりで
『芸能人に似てますね』というオプションを 僕にサーブしてくれている気配がしてて、それがまずだいぶ気に入らないんだけどね。

『芸能人に似てて嬉しい』
っていう発想を
なんだよ、俺に押し付けるなよ

という 思い。

(余談だけども、サザン/桑田佳祐氏について。曲/歌などは、好きなものもあるし、とても才能もあって素晴らしそうな方だと思うけれどもね)

まあまあ、僕がたとえば 彼の前で サザンの歌を歌ったんであればさ
『桑田佳祐に似てますね』ってラインも
わかるんだけどね。
『そうお?ありがと』なんて僕だって返事しますよ、すんなりとね。

なんだろう
あのときの気持ち。

リップ・サービスなんであれば
もっと わかりやすい肯定の ハリウッド俳優とかをチョイスしてくれたっていいのではないか?


なんかさ?
雑にされた感覚があるわけさ。

『芸能人に似てると言ったら喜ぶだろう』という仮定(があったという仮定、ですけど)にしろ

『(歌ってもいないのに)桑田佳祐』というチョイスにしろ

じゃあ 狙いがなかったとして、彼の素朴な思いつきで すんなりと『桑田佳祐だ!』と思ったんだとしても。
『似てる』ポイントが掴めないのよ、共感ができないの、目がとか、鼻の形がとか、輪郭がとか、髪型がとか、あるいは軽妙なマイクパフォーマンスがとか、そういう(『似てる』という、彼の判断の)拠り所が 見いだせないからね?なんか消化できないわけこっちも。


全然やさしくない。

とても雑。

それは もう 愛情みたいなものと ずいぶん遠いわ。


という感覚。

そういう記憶。


とても ふがいないかんじで いまも消化されずに残っております。


まままま。


大事なのは意外とこのあとの教訓(らしきもの)と、仮説(らしきもの)だった気がするんですがね、
つまり。


ひとは ですよ。

「これはナントカに似てる」とか
公然と言うんだけども。

見てるポイントが
なんかわりと(人によっては)悲しいくらいに 違ったりするわけですよね。
でもなんか 当人は
自分の感覚とおんなじ感覚を 周りのみんなも持ってると 思い込んでたりもするのではないか?
(もちろん正しい/正しくないとかではなくてね。)


ひとの 判断 なんて だいぶ 基準があやしい んだと。


女の子が『かっこいい』って思うときにしても 人によったら

顔がかっこいいだけやん とか 背高いだけやん とか 服がおしゃれなだけやん とか それ髪型だけやん とか 運動できるだけやん とか ええにおいしてるだけやん とか 鼻の形だけやん とか 目が二重なだけやん とか カラフルなだけやん とか
それはそれは、
いろいろだ。
たぶん。

いろんな段階やら視点で 判断をとりあえずくだしてたりするわけで、

見てるとこ 違ったらば 話はかなりややこしい ということなんですな。


だから。


なんでしょう?


うむ。


『決めつけたらいかんな』

って ことでしょうか。


いいけどさ。
雑にしたければ雑にしてたらいいし、
それは雑にしようとしてるんではなくて意識すらないから改善が始まらない雑さだったりもするんだろうからね。


 ☆   ☆   ☆


思うんです。


大事にしたいんだったらば、
その大事にしたいものを よっく見るしかないかなあと。

雑にしたくないなあと。

思うんです。


うむ。


まあ。


人は おそらくね、
大抵の人々は(決めつけはいけませんが、)
そんなに 丁寧に扱われることなんてないですよね、きっと。わりと雑に なんでしょう 下手したらば サービスの名のもとに 雑に 扱われながらも、あれやこれやの家族友達恋人社会生活などの つながりで(それがあればね?)愛を見いだして 暮らしているのだろうと
(わたしの脳は)イメージするわけですけれども。


いやあ

雑じゃなく

(わからないなりに)
大事なひとをみつけたならばね

つながっていきたいなあと


つながってみたいなあと


今ならば


思えるんですー。



ちょっと遅いんですけどね。



いや

それは
してたつもりなんですけどね


もっと したいですね。


自分のも

誰かのも

『違い』を知って

(できるならば)いとおしさとかを感じたりして

それを
混ぜ合わせたいんです。


でね、


思い なんかは

どんどん ずんずん

にゅんにゅん

変わってゆくものでありますから、


それをまた
眺めたり

おおいに動揺したりしながら

また混ぜ合わせていけたら
とか

思うんですー。


はい。


後半 だいぶ
口調が変わってきてしまいましたけどもね、


今日のところは
こんなかんじのまま終わってしまおうかと 思う次第でありますよ。


よろしいかな?



ではでは。



ごきげんよう。