朝乃山、元稀勢の里・荒磯親方と17番で1勝16敗「悔しかったが、いい稽古」 | 感謝(ALOHA)

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朝乃山、元稀勢の里・荒磯親方と17番で1勝16敗「悔しかったが、いい稽古」 / スポーツ報知 1/5(日)

 
 

田子ノ浦部屋で出稽古を行い、荒磯親方(左)に胸を借りた朝乃山

 

 

 

 大相撲の新関脇・朝乃山(高砂)が5日、東京・江戸川区の田子ノ浦部屋に出稽古した。元横綱・稀勢の里の荒磯親方と30分近くに及んだ三番稽古(同じ相手と相撲を取る)は17番で1勝16敗と圧倒された。

 朝乃山は得意の右四つにさせてもらえず何度も土俵を割り、投げでもたたきつけられた。荒磯親方に勝てたのは12番目の相撲で左を差してから強引にがぶり寄った1番だけ。それも力強い立ち合いで瞬時に左上手を引く、いつものスタイルではなかった。砂だらけになりながらも「(自分が右を差せないのは)めったにない。差せなくて負けるのが多かった。悔しかった」と振り返った。

 それでも、「まだまだ弱い部分がたくさんあった。15日間、ずっと右四つになる気持ちでやらないといけない。いい稽古でした」と、好成績を残せば大関昇進への道がひらける初場所(12日初日・両国国技館)に向けて課題を必死に探した。

 最後は、この日疲労を考慮して相撲を取らなかった関脇・高安(田子ノ浦)に胸を出してもらい、ぶつかり稽古で締めた。

 一方、現役を引退してから1年がたつ荒磯親方は「力いっぱい、精いっぱいやりました。(相手は)右を差すのが強いですから、今場所の朝乃山のためにあえて厳しくいった。(初日までの)1週間でガラリと変わると思う。もっと自分の形にこだわってね。そうすればものすごい大関になる。今年は朝乃山の時代が来るぐらい楽しみにしている。期待しましょう、朝乃山に」とご機嫌だった。絶大な人気を誇った和製横綱から朝乃山へ、角界の未来が新年に託された。