ブログの冒頭に7年前からルアーフィッシングを始めたと書きましたが,今回はそのきっかけを語ってみたいと
 
思います。
 
 その日は,朝から常陸那珂港に投げ釣りに行きました。現場に着くとあいにくの小雨模様で,元来根性のない
 
私は,車の中でしばらく雨が止むのを待っていました。
 
 ふと気づくと雨の中に一人の釣り人がいました。投げ竿にしてはちょっと短い竿をフルスイングし,ものすごい勢
 
いでリールを巻いています。
 
 何してんの?あんなんじゃ魚がえさ食えないじゃん。変なやつだな。とあきれてみていると衝撃の光景が・・・
 
 ヒット?!竿がしなってますけど?根掛かり?その割にはリール巻いてますけど?タモ取り出しましたけど?
 
タモに魚入ってますけど?
 
 慌ててその場に駆け寄り,その釣り人に聞きました。「何が釣れたんですか?」
 
 釣り人が答える「カンパチです。」
 
 その釣り人のラインの先には重そうな鉄の塊が付いていました。
 
 「そんなので魚が釣れるんですか?」「ええ,ほとんどボーズはないですね。」「・・・・。」 
 
 今までの自分の常識を覆す釣り方。7年経った今でもその時の光景ははっきりと覚えています。それがメタルジ
 
グによる,ジギングだということを知ったのは,それからしばらく後のことでした。
 
 もともとブラックバスは経験していたので(当時潮来釣具店店長にはいろいろと教えてもらいました),海の魚も
 
ルアーで釣れるという事実を知ってからは,まるで坂道を転げ落ちるようにルアーフィッシングに傾倒していきまし
 
た。
 
 そして現在。一番身近で,大物がねらえるシーバスの魅力にはまっています。
 
 熱しやすく冷めやすい自分が,7年も続いているのは,何よりこの釣りが楽しいからでしょう。
 
 というわけで,今回はこの辺で。初めてシーバスを釣ったときのこと,釣り場であった心霊体験などはまたの機
 
会に。