
今居るはずのない君を
遠くではあるが確かに君だった
いったい誰と見間違えると言うのか
肩の上で揺れる髪、
ロウソクの様に白く、か細い指先、
そしてあたたかい笑顔
どうかそのままで居てくれ
ほんのわずかでいい‥‥
せめて街が真っ白になるまで、
そこに‥‥
どうして君を忘れる事が出来ようか
道を通るたびに、
橋を渡るたびに、
僕の目の奥に存在しているんだ
思い出と言う記憶の中にしっかりと
不思議な事は何もないんだ
君と言う風に触れてしまったから