今回の空手の大会。
実は大会の2日前から、娘のお腹の調子が悪くなりました。
大会当日も完全には治らず…
それでも本人は「出たい。」と言ったので、先生にも相談しながら出場することにしました。
結果は、
初めての組手は初戦敗退。
でも形は3位。
しかも強い子にも勝つことができました。
嬉しかった。
本当に頑張ったと思います。
でも、大会が終わってからもお腹の調子は戻らず、学校も2日間お休みしました。
家では今まで以上に甘えてきたり、試すような行動をしたり…。
そんな娘を見ていて、私はあることに気付きました。
もしかしたら、一番緊張していたのは娘だけじゃなく、私だったのかもしれない。
実は私は、大会があまり得意ではありません。
旦那は仕事でいないことが多いし、会場も初めての場所だったりする。
道場も支部が二つあって、普段はあまり関わらない方たちと一緒になることもあります。
大会では、いつも他の支部のベテランのお母さんが本当に親切に教えてくださいます。
私はその方たちに教えていただくことが多いので、
「ちゃんと挨拶しなきゃ。」
「失礼があったらどうしよう。」
「聞かなきゃ分からない。」
そんなことばかり考えていました。
娘を応援するために来ているはずなのに、
気付けば私の頭の中は
**“ちゃんとしなきゃ。”
でいっぱい。**
だから大会前は、娘にも厳しくなっていました。
大会に出るなら練習しなさい。
稽古では真面目にやりなさい。
先生の話はちゃんと聞きなさい。
娘はふざける。
私は怒る。
またふざける。
また怒る。
大会の付き添いも、見学も、送迎も、係も。
正直、大変です。
娘が「大会に出たい」と言うから、
私も「よし、頑張ろう。」と思って申し込む。
でも練習をしない姿を見ると、
「なんで私はこんなに頑張っているんだろう。」
そんな気持ちになることもありました。
そして大会前、
私は言ってしまいました。
「3位以内に入れなかったら空手やめたら?」
今思えば、あんな言い方をしなければよかった。
私は結果にこだわっているつもりはありません。娘が優秀であってほしいとも思っていません。
娘の人生は娘のもの。
成績は娘の努力であって、私のものではない。
そう思っているはずなのに、
私自身が大会に疲れていて、
娘にその疲れをぶつけてしまっていました。
大会当日の朝。
私は娘に言いました。
「ここまでよく頑張ったね。」
「3位に入れなくても大丈夫。」
「今日は普段通りやっておいで。」
その時の娘は、少しホッとした顔をしていました。
大会が終わってから学校を休んだ2日間。
娘はたくさん甘えてきました。
いっぱい遊びました。
たくさん話しました。
そして今朝。
スッキリした顔で学校へ行きました。
小学校に入ってから、毎日楽しそうに通っていて、
私はどこかで
「もう大丈夫。」
と思っていました。
でも違いました。
話は聞いているつもりでも、
手を止めて、娘だけを見て向き合う時間は減っていました。
私は昔から、
人からどう見られるかを気にしすぎます。
「変に思われたらどうしよう。」
「ちゃんとしていなきゃ。」
その気持ちが強くなると、
娘にも
「早く。」
「ちゃんとして。」
と言ってしまう。
でも、本当に見るべきなのは周りじゃない。
娘なんですよね。
これからは、学校帰りにお友達が話しかけてきても、誰かに呼ばれても、まずは娘の顔を見よう。
娘がどんな顔をして帰ってきたのか、それを一番に見られる母でいたい。
今回の大会は、
娘の成長だけじゃなく、
私自身も大切なことを思い出させてもらった大会でした。