WBOミニマム級の世界タイトルマッチ・谷口将隆選手VS石澤開選手、石澤選手が計量オーバーの大失態をやらかしてしまいましたね。


1回目が2.5kgオーバーで、2時間後の再計量では1回目より200gしか落とせなかったとのこと。試合当日の17時30分時点での計量で50.6kg以内だった場合にのみ試合を実施するそうです。このくらいの条件を付けるのは当然かと思います。


しかしこの期に及んでも石澤選手陣営は、ミニマム級リミット47.6kgから4kg戻しの当日51.6kgを主張したとのこと。石澤選手のジムの会長さんは、「いつもは4kg戻している」というのを根拠にして。


2.5kg計量オーバーの失態を演じたわけですから、「いつもどおり」とはいかなくて当然なんじゃないでしょうか。個人的にはそう思います。谷口選手が試合をしてくれるだけありがたい話なんじゃないかな、と。


計量オーバーで試合中止となっても致し方なしの状況ですから、リミット体重を守った谷口選手が不利になるようなことがあってはならないと思います。


契約体重まで落とさなかったということは、それだけ試合前までの苦しい思いをする減量苦が軽くすんでいるわけで、今回の「当日50.6kg以内」は妥当性があるものと考えます。


試合前にケチがついてしまったかたちになりましたが、今回の試合成立条件をクリアしたうえで、両者のベストバウトを期待します。妥協の産物ながら、条件はほぼイーブンに近づくんじゃないかと思います。


両選手、頑張ってください!👊