聞き慣れないマッサージの名称だな。
というか、はじめて聞いたかもしれません。

あまりに簡単すぎる説明になりますが、
患者さんの皮膚をつまんだり、
両手で寄せてシワを作らせたりして、
皮膚の下の組織の状態をはかって
中指と薬指の2本の指で
皮下組織、浅い筋膜を
軽く擦ることで刺激を与えていく手技。

なんですけど、

このマッサージ法が生まれた背景はスゴくて、
1929年
ドイツのエリザベート・ディッケさんが
自身の体験を通して体系化したんだそう。
ディッケさん
歯根部が化膿しちゃった。
今でいう歯肉炎。
これによる合併症から
右足の切断を医師から宣告されてしまうんだそうです。
そりゃ、嫌じゃないですか。
なので、切断しなきゃならない所の上、
右足の付け根から太もものあたりですかね。
そこをとにかく、
さする。
こする。
してたら、
治っちゃった。

こりゃスゲーってことで、
今もこうして学校で教わるマッサージとして
残ってるのだろうと思う。

へー!そうなんだ。
って興味深いわけですが、
これを看板に掲げてマッサージしてる治療院。
そもそも看板に。ってのが問題だっていう
問題もあるんですけど。
ま、知らない。
で、確かに現代においてやってるところは少ない。
中指と薬指の2本ってのは特殊ですもんね。

ただ、以前。
どこまでの以前か?
ってのは先生に質問しませんでしたが、
とにかく国家試験によく出たんですって。
でも、最近。
これもいつからが最近?は置いといて。
国家試験には出てないのだそう。

問題作る側も現状を鑑みてんでしょうね。
あんまり、やってないことを問うても意味なくね?
ってことなんだろうと。
思われる。

ただ、ディッケさん。
スゲーっすよね!
結合織マッサージやるよな!と。
やり方は特殊で、やられた感は少ないだろう。
けど、足切らなきゃいけなかったのが、
切らなくて良くなった。
スゲーじゃないかと。

治療費払って。先生とかって呼ばれる人に、
指2本でチャカチャカされても
確かにモノたんない。
でも、自分でやるには良いじゃないか。
って思うんです。

ワタシの手にかかれば
誰でも何でも治してしんぜよう。
的な先生になれたら良いんでしょうけど、
ちょっとウサン臭いですよね。

国家試験にはもう出ないのかもしれないけど、
悩んでる患者さんのひとつの選択肢としての
知識としては良い学びである気がします。

治療家と話したり、
治療家にカラダを委ねる時間なんてのは
多い人で週に1時間くらいっすかね。
1週間168時間分の1時間ですからね。
167時間の方が大切なのは間違いないなと。
そこに影響を与えるために
限られた1時間が何を起こすのか。

そういうことなんだろう。
と再認識の学びでした。