今日は事前学習した光軸調整を行います。

昨日のおさらいとして、行う手順を確認。

 

1.レーザーコリメータのスケアリング調整

2.望遠鏡の接眼部にセットしてスケアリングの調整確認(1、2は同時に行っても良い)

3.主鏡のセンターマークにレーザーポインターを合わせる

4.レーザーコリメータの的の様なところにレーザーポインターを合わせる

が大まかな作業になります。

 

1.スケアリング調整

最初は、机の上でV字を作ってその角において回転させていたが、めんどくさくなり直接接眼部にセットします、センターにポインターを合わせてから、その後回転させました。

この方がやり易かった。

 

レーザーコリメータはブログではかなり不評で余り良いことが書かれていないような気がしたので少し心配でしたが、SVBONYのレーザーコリメータは意外にもスケアリングがあっていて調整する必要はありませんでした。

多少ブレはありましたが、センターマークの円からはみ出るような大きなズレは無かったので良しとします。

一気に3.の項目まで終了しました。

主鏡のセンターマークにレーザーポインターを合わせたところです。

4.レーザーコリメータの的にポインターを合わせる

 

 

一応これで光軸合わせは終了しました。

コリメーションアイピースをセットし光軸合わせがうまく行ったか確認してみます。

 

スマホで撮っているので若干ズレているような気もするのですが、うまく中心に合っていないようにも見えるが、でも、合っているような気がする。

コリメーションアイピースではここまで合わせることが出来ませんでしたが、レーザーコリメータ恐るべし、ここまで合いました。

コリメーターのスケアリングが大事ですね。

修正前

修正後

取り敢えずこの状態で実際に星を見てみたいと思います。

 

夜、雲がありましたが星が見えたので大急ぎでセットして撮影です。

カペラに合わせてピント合わせしました。

バーティノフマスクでピント合わせします。

そうこうしているうちにみるみる薄雲が出てきてカペラに薄雲がかかり、ぼやけてお終いとなりました。

これだけではなんとも言えませんが、星が三角にはなっていないようなのでまずまずか?

光条も割れているような感じはなく真っすぐなので、何とか行けそうな気がしてきました。

もう少し撮影テストが出来ればよかったのですが、改めてテストしてみようと思います。

満月では何をやっても満足な撮影はできません。

 

今までは、コリメーションアイピースで光軸合わせしていたのですが、何分老眼が邪魔をして円がいくつも見えて苦労していたのですが、レーザーコリメータははっきり見えるので助かりました。

どちらにしても肝はスケアリングが確りしていないとどんなに頑張っても合わないということですね。

 

もっと精度を上げたければオートコリメーターと言うのがあるそうです。

精度は8倍です。値段もレーザーコリメータの8倍ぐらいしていました。💦

 

これで、ε-130のオーバーホールはしばらく様子見とします。

今度は、主鏡と副鏡の洗浄をやってみようかと思っています。

果たして、ばらしたときに元に戻せるか?