前回、天候不良でLRGB撮影の予定がLRしか撮影できなかったので、今回GBを撮影する予定です。

しかし、この星雲を撮影してもあまり手ごたえがなく1枚ごとの画像を見ると薄雲が流れていてあまりきれいな画像ではないようです。

南西の方向は光害があり画像に色斑が出て編集にかなり苦労しました。

フィルターかレンズに汚れがあるみたいで画像に大きな黒丸がありました。ちゃんとフラット画像を撮らないと消えないです。💦

また、画像の撮影枚数が少ないので飛行機や人工衛星の軌跡を消すことが出来ませんでした。

 

リベンジが返り討ちにあってしまいましたが、久しぶりの撮影は楽しいですね。

 

自己流の編集手順

1.LRGB画像をそれぞれフラット補正をしますが、フラット画像がないためSI9の機能を使ってフラット化しました。

2,フラット化したLRGB画像をRGB合成します。

3,出来上がったRGB画像を星雲マスク+星マスクを使いストレッチします。

4,ストレッチした画像は色むらなども強調されるためPsccでバランス調整します。

5,バランス調整したRGB画像とL画像を使いLRGB合成します。

6,LRGB合成した画像を使い更に先に作った星雲マスク+星マスクを使いもう一度ストレッチします。

7,最後にLrcを使って微調整して完成です。

 

使用ソフト

SI9:ステライメージ

Pscc:フォトショップクラッシック

Lrc:ライトルームクラッシック

StarNet++v2.0

 

 

撮影データ:2024/2/10

SHARPSTAR 61EDPH II+レデューサー(D61,f274mm,F4.5) ZWO294MMPRO

SV165(D40,160mm)ASI120MM-Mini+ASIAIR(オートガイド) ZWOフィルターホイール

Star Adventurer GTi

AstroStreet L/R/G/B/フィルター Gain120 -15℃

L300s×12 R300s×5 G300s×5 B300s×5

ダーク補正のみ フラット補正