ようやく撮影できそうな天候になりました。
秋の夜長は、撮影できる時間も長いのでじっくり天体撮影できます。
今回は、白鳥座の散光星雲の中にあるチューリップ星雲(Sh2-101)です。
初めての撮影となります。
撮影時間がとれるので、SHOフィルター3種類全部使う予定です。
SHO撮影できればSAO(ハッブルパレット)編集の練習もできます。
Hαを多目に撮影し、OⅢ、SⅡは半分程度を目安にします。
ということで、時間がもったいないので早めに撮影体制を取ります。
午後8時にはピント、極軸も合わせ撮影開始したのですが、初期設定はLフィルターになっていることを忘れて開始したため30分ロスしてしまいました。
結局、8時半からとなりました。
撮影開始してしばらくして、風が結構吹いてきました。
AZ-GTiの泣き所は風に弱い!さてどうしようか考えたすえ、車にあった雨傘を望遠鏡の前に広げて風を防いでいました。
なんとも冴えないのですが、これが功を奏して望遠鏡はかなり暴れていましたが、30分ほどすると治まってきたので一安心でした。~
※よく見ると星が楕円になってます
毎回事件は起こります。
撮影した画像をそのままSAO合成画像するとHαが勝って緑一色になってしまいます。
三種類の画像の割合をブレンドすると緑一色から青や赤が出てくるのですが、まだ適正な方法が分かりません。
このやり方も正しいのか分かって居ませんが。
今回のSAO合成画像です。
撮影データ:2023/09/24
SHARPSTAR 61EDPH II+レデューサー(D61,f274mm,F4.5) ZWO183MMPRO
SV165(D40,160mm)ASI120MM-Mini+ASIAIR(オートガイド) ZWOフィルターホイールmin
AZ-GTi
SVBONY Hα/OⅢ/SⅡ/7nmフィルター Gain111 -10℃
Hα300s×24 OⅢ300s×13 SⅡ300s×10 235 総露出:3h55m